私がメンヘラJKになるまでの話。
私は中学まで自傷行為をする人が大嫌いだった。
だけど、JKになってすぐに私は自傷行為をした。
そんな私の自傷行為をするまでの経緯を書こうと思う。
中学の私
中学の頃まで私は正義感が強かった、いじめは許せないタイプだったし、他人のことを傷つける人が大嫌いだった。
親からもらった身体に傷を付けたり命を落とすなんて考えられなかった。
そういう人たちを軽蔑していた。
だけど、中学卒業から高校入学するまでに起きた出来事と思春期が重なり私は変わった。
中学卒業〜高校入学
中学を卒業する頃、当時好きだった人と付き合うことになった。
彼には別に好きな人がいることを知っていたので、付き合えたときは嬉しさと不安があった。
これから私だけを見てもらえるように頑張ろうと心に決めていた。
でも私は思春期の男子というものを理解していなかった。
思春期の男子
中学・高校の大半の男子はエッチなことしかことばかり考えている。
好きな人とメールして遊ぶだけで満足していた脳内お花畑の私に反して、彼はエッチなことばかり考えていた。
付き合って2回目に彼と会う日、私は友達の家に行くくらいの感覚で彼の家へ行った。
部屋に入ってしばらくするとベットへ誘導された。
いくら脳内お花畑の私でも察した。
ん!?これって誘われてるんだよね?
男の人とエッチしたいなんて思ったこともない、キスですらしたいと思ったことがなかった。
でも断ったら、別れようとか言われるのかな。。。
せっかく付き合えたのにそれは嫌だ!
そう思い私はベットインした。
抱きしめられて多分キスされた。
(ファーストキスなのに記憶はあまりない。)
彼の手が服の中に入ってきた。
嫌だ!
そう思った瞬間、彼の手を抑えていた。
首を横に振り抵抗する。
その日はそのまま解散することになった。
それからは外で会う時にハグしたりキスする程度で終わっていた。
罠
当時私は塾に通っていた。
塾の帰りが遅い日、迎え来てくれた彼と一緒に帰っていた。
その帰り道公園に寄った時のこと。
ベンチに座っていると彼が言った。
「迎えに行ったんだから、お礼ちょーだい。」
キスをせがまれ、胸を触られた。
今なら思う。見返り求めるなら迎えになんて来なくていい。
お礼はジュースでも買っておけばいい。
ただこの時の私は迎えに来てもらえるのが嬉しかったし、迎えに来てくれたのに何もしないということに罪悪感をもっていた。
会うたびに行為はエスカレートし、彼は下にも手を出すようになっていった。
後悔の始まり
高校に入学する頃には
彼に会う=エッチなことをしなくてはいけない
という自分の中での方程式が出来上がっていた。
段々会うのが憂鬱になっていた頃、事件が起きた。
いつものように公園で彼と会っていると、公衆トイレに行こうと言われた。
そこで、「咥えて」と言われたのだ。
心底嫌だと思った。
「咥えて」
「嫌だ」
「お願い」
「嫌だ」
「いいから」
「嫌だ」
「ね?先っちょだ少しだけ」
何回嫌と言っても聞いてくれない、半ば強引に目隠しをされ咥えさせられた。
最悪。最悪。いつまで続くの?帰りたい。来なきゃよかった。
ずっとそんなことを考えていた。
その日は泣きながら帰り、家に帰ってすぐに口をゆすぎまくった。
その日の光景が頭から離れない。
嫌だって言ったのに、断ったのに聞いてくれなかった。
しかもあんな場所で。
次あったら何をさせられるの?
別れ
あの事件以来、会おうと言われれば断り続けていた。
そして別れを切り出した。
帰り際に泣いてしまったのは、まだ好きだったからなのか、悔しかったからなのか。
分かっているのは、私の初めての性的な経験は最悪なものということだけ。
そしてこれは自分の自信の無さが引き起こした事件だということ。
メンヘラ化
この心に負った傷をきっかけに、次の彼氏との出会いで私はメンヘラ化し、なぜメンヘラになってしまったのか、どうしたら抜け出せるのか、探求することとなる。
その話はまた今度。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
現在の私は社会人として元気に生きています。
人生は紆余曲折で、25歳になった今でも色んなことに悩みながら生きています。
メンヘラだった奴の”今の姿”を見ていただき、少しでも希望になれればと思ってこの記事を書いています。
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