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磐梯熱海旅② 鯉に恋する郡山 駅ナカグルメ「もりっしゅ」

1.磐梯熱海駅へ

朝ごはんを堪能した一行は、一路磐梯熱海駅へ戻りました。またもやゆるゆると過ごしていたため駅行のバスは出てしまった所で、じゃあタクシーをと言う話をした所、何とホテルの方が送って下さる事に!!

本当に計画性のない旅で申し訳ない……思わぬ優しさに頭が下がる思いです。更に駅に着いた時、なるほど電車が1時間に1本と言うのもあって送って下さったのだな、と改めて有難みを感じました。

ボタンを押さなければ開かない満員電車に乗り込み、郡山駅に向かいます。

帰りの新幹線まではまだまだ時間があります。
折角なので特産である鯉を食べたいという事で鯉料理を出す店を探しました。

2.食と地酒の店 もりっしゅ

郡山駅周辺で鯉を食せる店を調べた所、どうも居酒屋さんが多くランチ営業をしている所が思ったより少ない印象でした。
そして向かったのが駅ナカにある「もりっしゅ」です。
駅ビルのS-PAL2Fにあると書いてあり最初迷ってしまったのですが、中央改札左側を歩いていくとあるレストランが並ぶ一角にあります。
改札右側にはいかにもな駅ビルの入口があり、前述の通り同じ建物内にもお店があるので少々紛らわしいかもしれません。どうやらこのS-PALは駅直結というより駅と融合しているようです。

営業時間は11:00~20:30。
公式HPのリンクが何故か反映されなかったので、食べログのリンクで失礼します。
こちらは鯉に限らず郷土料理や地酒を味わえるお店のようです。店内にインテリアとしても飾ってありました。

メニューには一つ一つPRポイントが書いてあります。面白いのが郷土料理以外に普通のおつまみもあるのですが、フライドポテトにも会津山塩掛けなどと記載してあって地元産を何かしら必ず使おうという心意気が伝わってきて、説明を読むだけでも飽きないです。

私は無性に気になった「川俣シャモの親子丼」を選びました。
(頼んでから気づきましたが、朝から目玉焼きと卵ご飯、挙句にフレンチトーストまで食べているので卵を摂取しすぎですね。笑)

寡聞ながらシャモについて鶏の品種なのかな、程度にしか認識していませんでした。
シャモの漢字は「軍鶏」。古くは闘鶏用、観賞用、食肉用の鳥だったそうで、賭博が廃れるにつれて闘わせる事はなくなり、最終的に食用として各地で飼育を続けているそうです。

そしてこの川俣シャモは福島県伊達郡川俣町の特産品なんだとか。お味もとても良かったです!各地のシャモが食べてみたくなります。

目的だった鯉料理もシェアしつつ注文。

あま~い鯉の甘露煮

3.郡山と鯉

全く知りませんでしたが、福島県は鯉の生産量が全国で第二位だそうです。(市区町村別だと郡山市が全国1位!)
しかし消費量ではそれに及ばず、もっと鯉をPRしていこうという事で下記のようなプロジェクトを立ち上げているようです。

元々灌漑用だったため池が猪苗代湖から引かれた安積疏水完成によって使われなくなり、鯉の餌となる蚕の養殖が盛んだったことから、ため池での鯉養殖に繋がったようです。

駅中でこんなポスターを見かけました。ふと見ると真ん中に鯉が描かれており、町を上げての応援を感じました。

それでは今回は郡山と鯉についてのお話でした。
次回は郡山駅周辺観光スポットでの記事になります。
宜しければまたそちらでお会いしましょう!

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