(飛行機のあれなに?これなに?) その1
飛行機に近づいて見えるものや、乗っている時に見える写真を使って説明するコラムを始めます。
これを機に少しでも飛行機に関心を持ってもらえると幸いです。
初回はこの部品についてです。
飛び出した形をしていて、中心に穴が開いています。
飛行中の空気抵抗になりそうな部分に、わざわざ取り付けられています。
(画像が粗くて恐縮です)
ここで問題です。
このパーツは何の目的で付いているのでしょう?
A
空気を取り込み温度計測に使われる
B
スラット(翼の前縁の動く部分)の整備用のツール(工具)をつけるための部分
C
翼の上で作業をする時の安全帯を取り付ける部分
正解は
C
翼の上で作業をする時の安全帯を取り付ける部分 です。
大体ウイングのちょうど真ん中に付けられていて、その辺りで作業する時は最低限の安全が保たれます。
真ん中にしか装備されていない理由ですが、以下の様に推測しています。
翼の根元の方ではスタンドを使ったり、胴体に寄り添って作業ができます。
翼の端の方では、上に乗って行う作業はほぼありません。
翼の上でどんな作業をするかというと、
・翼の上でのペイント
・胴体に付いているスライドの交換
くらいしか思い浮かびません。
ペイントでくらいしか使う機会のない部品です。
飛行機のことを何も知らないような方にもとっつきやすいように、これからこのようなコラムを発信していきたいと思います。
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