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爪切りで愛犬の健康を守る!安全で楽しいケア方法とは?

犬の爪切りの詳細解説


1. 準備段階:日頃の慣らしが大事!

犬が爪切りに慣れるためには、事前の触れ合いが重要です。

  • 慣らし方のポイント

    • 寝ているときやリラックスしているときに、さりげなく足先や爪を触る習慣をつけましょう。

    • 最初は触るだけ、次に軽く爪を押す感覚へと進めていきます。

    • 触れ合い時には「いい子だね」などの声かけとご褒美を忘れずに。


2. 用意する道具

爪の状態や犬の性格に合わせて道具を使い分けます。

  • 爪切り(ギロチン型やハサミ型):基本的な爪カットに使用します。

  • 爪やすり:切り口を滑らかに整え、二次トラブルを防ぎます。

  • 電動リューター(爪グラインダー):振動に慣れている犬に便利。特に黒爪の微調整に向いています。

  • 止血剤:クイックストップや、手に入らない場合はベビーワセリンも代用可。爪の小さな傷を保護します。


3. 爪切りの具体的な手順

  1. 犬を安定した場所に座らせるか、仰向けにする
    飼い主が抱っこする体勢や地面に寝かせる方法など、犬が安心できる姿勢を探しましょう。

  2. 爪の確認

    • 透明爪(白爪):ピンク色の部分が神経・血管です。ここを避けて切ります。

    • 黒爪:慎重に作業が必要です。1ミリずつカットし、中心部が黒から白に変わるのを目安にします。

  3. 切る角度と方法

    • 爪先から45度の角度で少しずつ切ります。

    • 深爪防止のため、最初から一気に切らずに小刻みに進めます。

  4. やすりやリューターで仕上げる
    爪の角が残るとケガの原因になるため、丸く整えます。


4. 黒爪を慎重に処理するポイント

  • 中心が黒から白になる瞬間に注意:これ以上切ると出血リスクあり。

  • 電動リューターを活用:少しずつ削れるため、黒爪には特におすすめ。


5. 万が一出血した場合の対処

  • 止血剤を使用:ベビーワセリンでも傷口を保護できます。

  • 圧迫止血:清潔なガーゼで圧迫し、数分間保持します。


6. 日常的なケアのコツ

  • 週1〜2回のチェックと微調整:頻繁にケアすることで深爪のリスクを減らします。

  • 爪が自然に削れる散歩も有効:アスファルトの散歩は爪削り効果がありますが、肉球のケアも忘れずに。

犬の爪が伸びすぎるリスク


1. 歩行への悪影響

  • 爪が長いと地面に当たりやすくなり、不自然な歩行になります。

  • 足裏のバランスが崩れ、筋肉や関節に負担がかかることもあります。

  • 長期的には関節炎や姿勢不良の原因になることがあります。


2. 爪が折れる、裂けるリスク

  • 伸びた爪が家具や地面に引っかかり、裂傷や骨折を起こすことがあります。

  • 深く裂けた場合、外科的処置が必要になることも。


3. 肉球や皮膚の損傷

  • 爪が巻いて肉球に刺さることがあります(巻き爪)。

  • 刺さることで痛みや炎症、感染症を引き起こします。


4. 神経・血管(クイック)が伸びる

  • 爪が伸びると、内部の神経と血管も一緒に長くなるため、爪切りの難易度が上がります。

  • 短く戻すためには少しずつ定期的なケアが必要です。


5. 攻撃性や防御本能の誤解を招く

  • 長い爪が原因で犬が足先を痛がると、触られることを嫌がり、防御的な態度をとることがあります。


6. 衛生面での問題

  • 土や雑菌が爪の間にたまりやすく、皮膚トラブルや感染症の原因になります。


対策と予防のポイント

  • 月1〜2回の爪切りで適切な長さを保つ

  • 散歩や運動(アスファルト道など)を適度に取り入れる

  • リューターで細かなケアを取り入れる

  • 痛みがないうちに慣らすことが、犬の健康と快適な暮らしにつながります

爪ケアは体の健康にも直結する大切な作業です。

丁寧にケアを続ければ、犬との信頼も深まります。リューターを使うと作業時間が短くなるので、ぜひ試してみてください!

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