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【こち活まとめ】こち亀111巻~120巻 1ツイートレビュー

1日1巻でこち亀の1ツイートレビューをし続けているのですが、その111巻から120巻のレビューについてこちらにまとめてみました。

こち亀内の面白レビューを探している方はご参考にどうぞ。

※紹介の都合上、多少オチを書いてしまっているものもありますのであらかじめご了承いただける方はご覧くださいませ。

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こち亀111巻
男性だった麻里愛が女性に変わる巻。
早矢の登場からヒートアップしてきた両さん争奪戦の一手としての性転換。
もてない両さんからもてる両さんに変わり、両さん好きキャラが増えていく。
初期こち亀からは考えられない状況だ。

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こち亀112巻
和の文化をディズニーランド的なフォーマットにおとしこんだ大江戸ランドが登場。
絵暦鳥句大名行列(エレキトリックダイミョーギョウレツ)は照明できらびやかになった大名行列で普通に見たいやつだ。

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こち亀113巻
ハイパーベィビーCarが登場。
GPS、自動ブレーキ(ABS)、エアコン、テレビ、スピーカー、電動アシスト、ミルク保温機搭載。
なぜか非常脱出装置もついている。
時代はまだこち亀に追いついていない。

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こち亀114巻
怒濤の早矢おしが続くなか、気になるのは新麻里愛の扱い。
フリマで服をマリアに着させる両さん。
なにかと思えば野球拳を客とやらせて生服販売って。
両さんのえぐさが出たエピソード。

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こち亀115巻
中川と麗子が漫才をする回。
「それはお灸やがな!」と肩をいからせて中川に裏拳でボケツッコミを入れる麗子が格好いい。
髪型を変えて「圭一麗子でスーっ」と夫婦漫才をする二人の変わりようが清々しい。
圭一麗子の夫婦漫才フィギュアがもしできたら欲しくなった

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こち亀116巻
「ダンスダンスレボリューション」の家庭用コントローラーが懐かしい。
と思ったら「ダンスダンス盆踊り」が登場。
輪になって盆踊りをするゲームで最大15人が同時プレイ可能そうな仕様に見える。
これ、今すぐゲーム化すべき案件に見えた。

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こち亀117巻
寺井が船舶免許をとって船を買う。
艇名は「人生送りバント」。
こどもたちに運転させたり、海釣りからのスズキの包み焼きを家族にふるまうなど父としての威厳をしめし、感涙な寺井。
ここから寺井の船ネタが始まる。

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こち亀118巻
五月人形のメーカーで鎧などを仕入れて織田信長のフィギュアを両さんが考案。
足軽フィギュアなども出てくるが、これらは現実化していて、今では市販されている。
さすがのこち亀。
忠臣蔵四十七士フィギュアが現実化するのも時間の問題か。

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こち亀119巻
1000年に一度登場するコンセプトのミレニアム刑事が登場。
2000年記念なので胸に2000とデザインされたシャツを着ている。
ぜひ3000年にジャンプで登場いただきたい。

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こち亀120巻
カン蹴りがオリンピックの新種目になり、両さんが日本代表に。
ロシア選手の名前がめっちゃ長かったり、イタリアチームの選手の顔がみんな眼鏡ルイージで見分けがつかなかったりしてもあきらめなかった両さんに執念を学ぶエピソード。

★★★★★★★

このあたりがまさにダーク両さんの時期で。両さんのために女性の体に変わったマリア。そのマリアにフリマ会場で服を着させて野球拳での販売をさせるという。えぐすぎます。なにやら独裁的な采配といいますか。ただ「こち亀」ですから。そんなに目くじらたてて読んではつまりません。といいますのも両さんってとくに恋愛に関しては心の窓をシャットしているタイプかと。「好きな子」をなかなか言わない小学生みたいなところがあるんですよね。自分のことを好きな子に対しても無下にしてしまうというのもまた小学生っぽい。このあたりが油断して読めない主人公の緊張感を生み出しているのかもしれません。きわどくてヤワじゃないところも「こち亀」の魅力かと。

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