#36 人生 x 蟻の世界を語る
昔何かで聞いてすごく気になった蟻の話
働き蟻と呼ばれている蟻には
実は働く蟻と働かない蟻がいる
例えば10000匹の蟻のコミニティーがあるとしたら
8000匹が働いて2000匹は働かない
この8:2の割合の法則のことを
パレットの法則というらしい
これの何が面白いかって
働いていた8000匹だけを別にしておくと
この8000匹の中から
働かなくなる蟻が出てくる
この時の割合も8:2
逆に働かなかった2000匹だけを別にすると
8割の蟻が働きだす
なんとも不思議
僕はこの話を聞いたときに
中学時代を思い出した
何も言われなくてもきちんと掃除をする人
誰かに言われて掃除をする人
絶対に掃除をしない人
その時きちんと掃除する人がいなければ
普段誰かに言われて動きだす人が
何も言わずに掃除を始める
もしその人たちもいなくなって
普段掃除をしない子だけになれば
普段掃除をしない人の中から
掃除を始める子が現れるだろう
不手癖ながら
まぁそんなことは実際にはなかったんだけど
なんとなぁく
人間も一緒かなって
そんなことを考えながらふと
最後まで働き続ける蟻と
最後まで働かなかった蟻って
結構貴重な存在だなって
…
あとバスケかな
当時スラムダンクが流行って
バスケ部に30人くらい入部したんだけど
3年の最後まで残ったのは一桁
わかっていても
人生ふるいにかけられて
みんな一所懸命しがみつきながらも
ふり落とされていく
そういう画がいつも浮かぶ
なんでだろう…
いつもこの蟻の話が頭にこびりついていて
ふと思い出すことがある
人生のなかで自分も
ふるいに落とされた一人なんだろうか…
最後までしがみついて
これが俺だと言えるものがあったかな…
今日は少し寂しい…
話を戻す
パレットの法則
これはビジネスや社会にも言えることがあって
・商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している
・売上の8割は全顧客の2割が生み出している
・売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している
・仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している
・故障の8割は、全部品のうち2割に原因がある
・住民税の8割は、全住民のうち2割の富裕層が担っている
だから何かアクションを起こす時は、全員を対象にするよりも2割に絞ってやった方が効率がいい
だから2割を見極めるのが大事
2割にいる方が大事だったりする
そしてまた蟻の話
実は働かない蟻にも理由がある
生存本能で
何かあった時のリザーブとして
その時を待っている
もしかしたら一生
リザーブで終わる人生かもしれない
それでも何かがあった時
その危機を救えるのは
この2割の働かない蟻だ
そしてこの世界の8割は
働かない蟻が動かしている
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