
#85 悩み x ソントク を学ぶ
今日もライティングのメモ書きです
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人の悩みの9割は
HARM(ハーム)という4文字で表せる
H(Health)→健康(ダイエット・外見・病気・加齢)
A(Ambition)→野心や大望(将来の夢や希望)
R(Relation)→人間関係(会社・友人・恋人・家族)
M(Money)→お金(収入・借金・年金)
このHARMに「世代」を掛け合わせると
相手が今悩んでいることがだいたいわかる
例えば「H」健康の悩みなら
✔︎10代…ダイエット・身長・肌荒れ
✔︎20代…仕事のストレス・不調・肩こり
✔︎30代…出産・肥満・薄毛
✔︎40代…内科系病気
✔︎50代と60代…悩みの中心が健康について
✔︎70代と80代...終活
「A」将来の悩みは
✔︎10代…受験
✔︎20代…就活
✔︎30代…転職
✔︎40代…年収
✔︎50代…諦め
✔︎60代...年金
「R」人間関係の悩みは
✔︎10代…恋に恋する
✔︎20代…恋人
✔︎30代…結婚・子供
✔︎40代…子供の進路
✔︎50代…夫婦関係
✔︎60代...定年後の暮らし
「M」お金の悩みは
✔︎10代…小遣い・バイト
✔︎20代…自己投資・貯金
✔︎30代…マイホーム
✔︎40代…教育費
✔︎50代…老後
✔︎60代...年金
年齢がわかれば、ほぼ確実に悩みは当てられる
それを踏まえてターゲットが誰なのかを明確にして
文章をかく
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ソントクの大前提
人は自分が得をすることよりも
損することにより大きな影響を受ける
10000円の得よりも
10000円の損失の方を重く受け止める
つまりは買ってお得とセールスするよりも
買って損はないと強調した方が相手に響く
もう一つ
デメリットを利用して信頼を勝ち取る
(例1)
・高画質でコンパクト。手振れにも強く、運動会でお子さんを撮るのに最適です
(例2)
値段はちょっと高く感じるかもしれませんが、画質が良くてサイズも小さく持ち運びが便利です。手振れにも強く、運動会でお子さんを撮るのに最適です
いいことばかり書いてある(例1)と
デメリットを書いた上でメリットを書いた(例2)
(例1)は相手がいいことばかりいうので
「ほんとに?」と疑いの目で見てしまいます
それに対して(例2)はデメリットを知ることで
相手の誠実さと信頼を感じることができます
ソン・トクの順番にも意味があります
ネガティブな情報を先に提示した後で
ポジティブな情報を伝える
最後がネガティブだと
どうしても相手の心に後ろ向きな印象を残してしまう
そうではなく
先にデメリットを述べた上で
それを上回るメリットで締めくくる
これがソン・トクを用いた文章の基本