サロンオープンした時の話③
2021年9月10日
サロンオープンした時の話①
前回の続きから。
ここでまた自宅サロンに集中すれば良かったのに、ナイスなタイミングで別のところから紹介を受け、整体をやることになった。
ここでも私は手技を増やし、経験を積もうと思ったのだ。
自宅サロンに集中しようと思ったのに笑
またまた注意散漫になる。
ちょうどサロンオープン1年後、私は複数出していたメニューを一本化した。そして学んだ手技を組み合わせて、自分がいいと思ったもの(好きな手技)を提供したら、予約が入るようになる。
また予約したいです、と言って、2週間に1度のペースで来てくれるお客様も。
自宅サロンメインでやり、空いてる時間に整体をやろうと思っていたら、整体の先生に「整体のお客様がいなくなりますよ」と言われ、整体に集中するよう言われた。
自分の中ではサロンメインでいたから、そのつもりで働いたので、条件と違うことに驚き、でも、雇われている側だから、主張できなかった。
なぜなら良くしてもらっていたから。
手技を教わり、私にたくさん任せてくれ、私1人で回させてくれていた。
でも、ぶっちゃけ自宅サロンのお客様を大切にしたくて、気持ちが浮ついていた。整体のお客様より自宅のお客様が大切だと勝手に優先順位をつけていた。
面白いくらいに、この想いというのは綺麗に現実化してくる。
うわのそらでする仕事は、お客様が離れていくってこと。
その時の私は同時にできなかった。
優先順位がついていた。
お客様が離れていく現実に私は焦り始め、私が下手くそなんだと思っていた。下手なのは経験が浅いからなんだとどんどん自己否定に陥っていった。
会社員時代はどちらかというと、仕事できる人だった。効率よく、仕事も早く、スピーディーに仕事をこなすことに評価されていた。
だから過去の自分と比べて、今の私って全然ダメだなと、会社員を辞めたことを後悔したし、同期に会いたくなかったし、劣等感全開、自営業が向いてないんだと、自分の中で否定しつづけるようになった。
周りに同じ業種の人がいなかったから、相談する人もいなく孤独を感じるようになった。
会社員をやめた私の悩みを、会社員である主人に打ち明けられなかった。
なぜなら私がやりたくて決めたことだったから。
だから1人でなんとかしようと、マーケティングや、経営や、お金のことや、全て1人でやるからいっぱいいっぱいだった。
次回へ続く。
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