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〘自作詩〙詩論

言葉がとめどなく溢れるのは嬉しい時でも悲しい時でもありません
感情を咀嚼している時です
雨が降っていますが私は傘を差しません
ずぶ濡れになったとしても私は天に向かって歌います
大きく高らかに私の存在を誇示しましょう
雨音で消えたとしても
誰にも聞こえなかったとしても
私には私の声が聞こえています
私の存在証明の歌が身体中を満たすのです

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