「不要不急」は政治家の特権意識
自民党の二階俊博幹事長は27日放送のテレビ朝日のBS番組で、菅義偉首相らと14日夜に東京都内のステーキ店で5人以上で会食し批判を浴びたことについて、「会食を目的に出会っているんじゃない」と説明し、「意見交換」する場だったと反論した。~朝日新聞12月27日
この記事を読むかぎり、二階はまったく反省していない。ということからも「彼ら」にはどうやら「自分たちは違う」という意識があるようだ。「彼ら」とは、狭義で政治家たち。広義で権力や財力をもった高齢男性。
彼らが口にする「不要不急」に、自分たちの会食は含まれていない。あくまでも「不要不急」は、下々の民に対して彼らが発するワード。
「不要不急」という言葉の裏側に、彼ら政治家たちの特権意識が見える。おそらく彼らにとって僕ら国民は「不要不急」な「足手まとい」的存在なのだろう。
逆だろ。
追記@2021-01-07
自民党の森山裕国会対策委員長と立憲民主党の安住淳国対委員長は6日、国会内で会談し、緊急事態宣言下での国会議員の会食について、ルールづくりを行うことで合意した。会食は「夜8時まで」「参加人数を4人以下」とすることを想定しているが、日本医師会は議員の会食自体を疑問視している。〔略〕森山氏も「自主判断だと批判を受けることもある。かといって、議員活動のなかで、まったく人と会わないことは無理があるし、会食があることも不自然な話ではない。やはり人数を決めていた方がわかりやすいのではないか」と語った。日本医師会の中川俊男会長は同日の会見で国会議員の会食ルールづくりを念頭に、「4人以下の会食なら感染しないとお思いなら間違い」と批判した。そのうえで、国民の一部に生じた緩みの解消につながるとして、「緊急事態宣言下では国会議員の夜の会食を、人数にかかわらず全面自粛してはどうか。国会議員に範を示して頂きたい」と語った。[link]
国会議員の「センセーがた」はアホか。「自分たちは大事な国政を担う立場なので会食は当然だ」とでも言いたげな彼らの特権意識がダダ漏れだ。君たち議員は君たちを選んだ国民の幸福に奉仕するべき存在なのだからまず君たちが率先して会食全面禁止とするべきだろう。そもそも君たちは一体、国民の幸福のために日々何をしているのだ。何もしてないんじゃないか。君たちが何もしていないからいま国民はコロナで苦しんでいるんじゃないのか。君たちがこの調子だからコロナ禍が収まらないのだ。やはり人災だ。