うどんがおいしいということ。

昼にうどんを食べる。

きょう、熊谷に行ったついでに、前から気になってた店で、たぬきうどんを食べた。うまかった。

うどん、特に、かけうどんとかたぬきうどんとか、麺とつゆ、あとはちょっとした具材があるだけのシンプルな料理。

若い頃、都内の立ち食い系とかでうどんを食べていた僕にとって、うどんなんて、そう、うどんなんて、とりあえずお腹を満たすだけの存在だった。それが、うどんのおいしさを感じられるようになるとは。

歳をとってみるもんだ。

麺がうまい。つゆがうまい。もうそれだけで、至福。しかも安い。

そのうどん屋は、テーブル席とカウンターと座敷があって、一人のおじさんから、おちびちゃん連れの家族まで、入ってみると意外と広い店内にひっきりなしに客が訪れてきて、店員さんも忙しい。定食類も充実している。ごはんはおかわり自由。家族にも労働者にもうれしい。熊谷の人は、こんないい店にしょっちゅう来てメシ食ってるのかあ。うらやましいなあ。


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