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21.≪言葉は、幸せを呼び込む魔法の杖≫

人の言葉って、時にすごく重要だって思わない?

すごい威力を持っていると思わない?

 まぁ、そうかなぁ、確かに、酷い言葉を掛けられると、耐えられずに泣き出したり、最悪自殺したりする人もいるし、なんか困っている時に優しい言葉を掛けられると、逆に、嬉しくて泣きだしたりする人もいるし。

人って、言葉に敏感な、情緒的な動物なんかもね。

 そうそう、たった一つの言葉で人の心は激変するよね。

もっとも、暴言とか言葉の暴力とか、人を攻撃する人は、相手を凹ませるために、落ち込ませるために、わざとより酷い言葉を探して、怒気を込めて使ったりするんだよね。

 人が生きている人間組織社会では、人は強いもの勝ち、とにかく相手に勝てばよい、相手より上に行けばよい、闘いの社会、多くの人が落ちこぼれて行く社会だよね。

だから、よく目にするのはキツイ言葉で言い合う光景だよね、なんか見ているだけで気分が悪くなってしまうこともある、言葉の威力を間違った方向に使っている気がするよね。

 人は言葉には敏感なんだよ、その言葉の裏に隠れた感情まで、読み取るというか、感じ取ってしまうんだよ、だから、軽口や嫌み皮肉なんて、空気の匂いでかぎ取ってしまう、まぁ、それを嗅ぎ取って欲しいと思って言う人もいるんだけどね。

それで、幸せになると思う?

 有り得ないよなぁ、気持ちがなんか、ギクシャクしてしまうよなぁ。

 でも僕らは、普通の人間社会、自然界に生きる人間なんだから、そんな人を非難、攻撃する、貶める使い方では無く、真逆の使い方、つまり、人を楽しく幸せにする使い方をするべきなんだよね、それがチョットした心遣いでできるんだから。

 ヘーッェ、だけど、そんな人を楽しく幸せにする言葉の使い方なんて知らないよ、誰も教えてくれないよ、そんなものがあるの?

 まぁ、そんなに大層なモノじゃあないんだけどね。言葉で、人と人とをもっと仲良く幸せにできるんだ。

 例えば、落ち込んでいる相手がハッピーになることを願うなら、

 まず第一に、自然界との共通言語、優しい波長の放出、かな?優しい思いは必ず相手に通じる。相手を罵倒する時の剣幕、怒気を含んだ波長と正反対の優しい、穏やかな、自然界と共鳴するような思いの波長を放出する、だよ。

自身から放出する思いの波長は見えないけどとても大切。まぁ、ユックリと優しい思いを一杯深呼吸して、自身が副交感神経優位状態にして話すと良いかもなぁ。

 

第二に、『思い』。『相手を大事にしたい、少しでも気持ちを楽にして欲しい』という心の底からの思い。これが無ければいくら相手を褒め称えようが、賞賛しようが、単なるお世辞やおべっか、ゴマすりになってしまう。相手に思いを寄せて、相手の身になって話す、ことかな。

 

第三に、言葉は快癒語を使う。絶対に禍害語は使わない。たとえ否定で使ったとしても、脳は禍害語がくっ付いて離れないんだ。たとえば、『イジメはするな』とか、『戦争は良くない』でも、『いじめ』や『戦争』という禍害語に脳は反応し、ピン止めされてしまうと言われる、脳は意外と単純で、刺激的な言葉に弱いみたいなんだよね。

 ついでに言うと、場の雰囲気を考えて、相手が嬉しくなる、気持ちが楽になるような、ウイットを添えると、それだけで楽しい、幸せな空気になるよね。これも本当は大切なんだけどね、ちょっと難しいかもね。

  ちょっと補足しておくとさぁ、

言葉には、快癒語(快い、癒しに繋がる言葉)と禍害語(禍いや害に繋がる言葉)があると言われているんだ、

 快癒語、つまり、『嬉しい』、『楽しい』、『優しい』、『明るい』、『希望』、『素晴らしい』、『心地良い』、『ヤッタネ!』、『有難い』、等々を、一杯使えば周囲にいる人の心まで明るくすると言われているんだよ。

快癒語は発した人も受けた人も心がリラックスし、副交感神経を優位にするんだ。

 禍害語は、『辛い』、『イヤだ』、『嫌い』、『悲しい』、『不安』、『心配』、『不満』、『儚い』、『戦う』、『殺す』、『死ね』等々、双方に怒りや、不快な感情がちらつく言葉で、交感神経を即座に、強烈に、優位にしてしまうと言われているんだ。まぁ、世の中、どちらかというと禍害語で溢れているけどね。

  因みに、

人の気持ちというのは、思っている以上に重要でさぁ、

例えば、パートナーとか家族、若しくは仲の良い友人が不調に陥った時、何とか不調を良くしてあげたい、少しでも癒してあげたい、と願うよね、だけどどうにもならないよね。

本人の気持ちは落ち込んで、ツライ悲しい思いが一杯なんだ、そういう状態は交感神経が強烈に優位になっていて、身体もかなり緊張状態なんだよね。

 お祈りとか念力では届かないエネルギーが、本人自身が優しい、明るい気持ちになることで、自身から湧き出るんだよ。それだけで副交感神経が優位となり、幸せホルモンが分泌し、そして自己治癒力の効果を引き出すトリガーとなって、幸せへの下地が整うことになるんだよ。それが、多くの現代人が活用していない言葉の威力。エヘッ。

 人をリラックスさせ、楽しく優しくする方向に、言葉を使えば、本人だけでなく、その場にいるみんなの気持ちが和らぎ、みんなを幸せな気持ちにさせることができる、癒しの空間にさえできる。そういう意味では、思いがこもった楽しい優しい言葉は、幸せを呼び込む魔法の杖とも言える、よね。人の言葉はそのための、最も手軽で、最強のツールでもあると思うんだ。

 へぇー、ンーン、まぁ、そう・・・だよね。

 折角の二度と無い人生、仲良く楽しく幸せに生きましょう(H/P 書窓けやき通り)

#幸せエッセイ

 

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