見出し画像

個人Vtuberって登録者とか同接要らなくないですか?

題名でかなり煽りましたが、まあ真実だと思ってます。私の2年間の活動の結論です。

 そもそも何のためにVtuberやるんでしょうか?承認欲求?お金が欲しい?可愛い?なんとなく? いずれにせよもう少し真面目に言語化すべきです。全ての企業はお金が欲しくて事業をやってますが「お金が欲しい」なんて会社のホームページにも書いてないですよね。当たり前だと思いますが、なぜかVtuberだとよくいますね。会社なら人からお金貰って運営するので綺麗事綺麗事が必要ですが、自分に対しては別に嘘までつく必要はないでしょう。それでは正確な自分自身の欲求を言語化という作業がなぜみんなやらないのか、その答えをようやく掴みました。

Q.なんでやらないの?

A.アホだから

 ここまで馬鹿にしておきながらなんですが、私も昔は意識的にやったことなかったので許してネ!

 というのもかつていた知り合いがいい例だったのですが、みんな人気になりたいとふんわり思っているもののそれに必要な要素が全く想像出来ていない。人気になりたい→登録者たくさん欲しい→なんかバズるといいらしい。これで止まっている人が多いですけどそりゃ伸びないですよね。正直言って確かに配信者ってバズっただけの人多いですけど、なんか適当なこと言ってみんなに共感されることって誰にでもある才能じゃないので、自身にないと思ったら素直に別の道に行くのがいいじゃないかなと。 

おい、なんで言語化なんて難しいこと言うんだよ

 なんで言語化が必要なのか、それは自分を認めてあげるため、大人な言葉で「折り合いをつける」ためです。Vtuberに限らず自分の成果物だけで判断されるところは基本才能、コネ、カネの暴力で勝負します。例えば絵師さんなら描いた絵の品質、仕事をもらえるツテ、イラストレーターになることを許容してくれる太い保護者など。例えば学者なら新事実を正しく文章にした論文、ポストをもらえるコネ、長い学生時代を過ごすための資金。お笑い芸人ならもう君たちの方が詳しいだろうね。つまり本気で勝負するにはせいぜいどれか一つしか無い君らでは工夫しないと土俵にすら上がらないワケ。
 工夫って慣れるまでとても時間か労力がいるわけだけど、それってわかっているだろうけど余裕の多さが直結する。言語化はその余裕を稼ぐのにも良い。もう一つは運転の経験がある人はわかるかもしれないが遠くを見過ぎないし近くを見過ぎないようにするため。東京から大阪行くからって空ばかり眺めていたら、あるいは速度計ばかり気にしていたら、まあ事故起こしますよね。抽象的な「気持ち」っていうのは脳みその癖でその日の気分や出来事で限りなく大きく、または小さく誇張されます。なのでカッツリ言語化しておくと自分自身や目標を見失いにくくなります。

じゃ試しにやってみようか

 自己啓発本に騙されて夢は大きくという人多いですが、今からベテルギウス行ってきますとか無理な目標立てると虚しいのでやめましょう。最初は実現可能なものから建てていく方が健康に良いですし言語化は夢を語るものではありません。自分のVtuber活動の在り方を言葉にするという方がいいかもしれません。

例えば私は
「趣味として維持できる労力、費用の範囲内で自分の好きなもの興味のあることを他の人にも楽しんでもらえるようVtuber活動を用いる。主に配信で活動し、サブとして動画やnoteなどもお出しする。話の性格上同接は取れないし、登録者もあまり多くはいないかもしれないが3人くらいに届けば良い。ただし新しいものは遊んでみる。」

こんな感じ、多分これからもお金が稼げるようにはならないけどVtuberは金稼ぎの手段としては効率悪いからこれくらいが身の丈にあってていいです。演技もあまり上手くはないから人騙すのもできないし。

参考までにどれだけの自分のリソースをかけられるか、視聴者にお出しするコンテンツは何か、それでどれくらい人が来そうか、どんな人が来そうか、を言語化しておくと最初は迷いにくいと思います。

何事も楽しんだものが人生の、または社会の勝者なので無理に他人に作り上げられた欲望に苦しむぐらいならたまには自分自身を見てやって自分の本当の欲求を見つけてあげてください。多分Vtuberやってる大半は見せかけの登録者1000人より本当にわかり合える5人でいた方が幸せに活動できると思います。


最後に、私もこういうことには疎くて昔は少し悩みましたが、こんなに娯楽に溢れた世の中でわざわざ自分の配信を見てくれる人がいるわけですからね。少しでも面白いものをお出ししたい。そしてここまで駄文を読んでくれてありがとう。まだまだ君には伝えたいことがたくさんあるから楽しみに待っていてくれ。もし良ければスキしてくれるとモチベが上がります。

ではご機嫌よう!

いいなと思ったら応援しよう!