ブレーキ周り 丸洗い
バイクのブレーキはディスクブレーキであることが多い。というかほとんどがそうである。
ホイルに取り付けられたディスク(円盤状の板)をブレーキパッド(摩擦材を貼り付けた板)で挟み込むことによって回転を止めようというもの。
ブレーキをかけるとパッドがディスクで擦られてダストが出る。
このダストによってブレーキ周りは次第に汚れてくるのである。
擦られるということは熱が発生する。この熱と空気中の水分を吸うことでホース、キャリパー内の液体(ブレーキフルード)が劣化していくのである。
ということで、ブレーキ周りは定期的に清掃、フルードは交換しましょう。
ただ、重要保安部品(安全に関わる部品)なので、自分で作業を行う場合は慎重且つ確実に。
BREVA 750のブレーキ周り作業開始。
サクッと取り外してプレーキパッドもばらして中性洗剤を薄めた水でキャリパー丸洗い。使い古した歯ブラシなんかで隅々まで洗う。あ〜綺麗。
この年代のブレンボキャリパーの形が好き。
前後あるので後ろ側も洗う。パッドも洗ってしまう。
その後はよく乾燥させる。
ブレーキフルードの交換。
本当は全部抜いてしまってから入れ直すのが良いが、空気が入ると大変なので上から継ぎ足しながら下から抜く手法。
タンクの中の古いフルードはペーパータオルなどで吸い取らせ、新しいフルードを満タンにしてから、ブレーキを握り(リヤはペダルを踏み)ながら、ブリーダープラグを緩めては閉めを繰り返してフロント3タンク、リア5タンクぐらいを入れ替える。
タンクに規定量フルードを満たせば完了。
ブレーキタッチがかっちりしているか確認。
スポンジ〜な場合は空気が混じっている可能性あり。
感覚のわからん人は作業したらあきませんね。
例によって、性能の向上は無し。
タンク内のブレーキフルードの色が若干薄くなったかな??って感じ。
翌日、早朝山手へ試乗。
ブレーキのフィーリング良くなった・・・ような気がする。
ショップに整備をお願いしたら楽チン。
ショップはお金もらってやってるから、きっちりと作業をしている・・と思っているが、見ている訳ではないので信用が大事。
お金払ったのにちゃんとやってもらえなかったら、これまたショック。
信頼できるショップとお付き合いができるといいね。
私は自分でやるのが好き。やりたいだけ。