ハンターカブでとある神社を探しに行く
金毘羅山 といえば香川県にある有名な琴平山の別名。和歌山にも漢字は違えど金比羅山ならぬ金比羅神社があるという・・。
さて雨上がりの翌日和歌山市内からほど近い山間へハンターカブで神社を探しに出かけた。
その神社の場所はここ・・・
和歌山市から1時間足らずのところ。
さて、県道からの道がマップには表示されていない。どこから行けば良いのか?一番南側の分岐からアタックすることにする。
ハイキングコースの看板、これは繋がってるね。
車1台分のコンクリート舗装急坂を登ると分岐が現れた。
右がハイキングコース(ダート)、左は金比羅神社。ビンゴだ。
雨上がり濡れそぼる道を進んでゆく・・と、山奥でも民家があり人の息吹が感じられる・・と思ったら空き家だったりする。
いつからそこに居てるのか軽トラ。
ここから先は空き家があって道は行き止まり。
山道に向けて神社方面看板。看板があるから間違い無いんだろうということでハンターカブでシングルトレールを行く。
バイク綺麗にしてるのに走りに出かけると、へんてこりんなダートへ入り込んでしまう。俺とハンターカブの性なのか・・・。
* * *
道は下り、あるところから急激に勾配がきつくなってきた。そのまま行って下手をすると帰れなくなるので、バイクを置いて(安定する角度で停めて)歩いて偵察(写真奥側へ向けて)。
案の定倒木、急坂。
さらに下っていくと民家があった。電柱もあって道もある。ということはこの先どこかにつながっているが神社はどこにもない。
一旦バイクのところまで戻る(急坂を登って汗だく・・)。倒木を越えてこれなくはないが元来た道を引き返すことにする。
紫陽花が綺麗。この上には民家、この上には人が住んでる。
* * *
次の分岐行ってみよう。
もしかしたら、と思ったが途中で行き止まりの引き返し。空き家が目立つ。
もう一本山手に上がる道があった。登る。
少しだけれど車の往来を感じる道。
金比羅神社の看板を見つけた(これ表題の写真)。
そしてこの逆Y字の分岐を登った所に先ほど歩いて見つけた民家があった。
谷を挟んだシングルトレールはどうやらここにつながっていたようだ。
さらに進むと立派な鳥居に遭遇。新緑が綺麗、金比羅神社。
お参りさせていただく。鳥居からの参道は結構長い。
本堂の写真は無し。
無事にお参りできてひと段落。これから帰りましょう。
和歌山市から30kmもないところだが家を出てすでに2時間が経過している。
探索にだいぶ時間を取られた・・・がこれはこれでよし。
下ってきて元来た分岐、草むらに文字のはがれかけた看板あるじゃん・・。
帰りは県道4号(高野口野上線)から雨山トンネルを抜けて貴志川経由で帰る。
空、雲が綺麗だ。
途中、茶屋 雨山の郷で小休止。
取り替えたCD用メーターもなかなかいい感じ。
サイクルメーターとメーター表示若干ずれあるな。
* * *
あかん・・バイクドロドロやわ・・。
この日の走行距離91km。
朝8時半出発、12時半帰着。
この界隈を走り始めてかれこれ30年近くになるが今回の道は初めて足を踏み入れた。いつも同じ道ばかりを走るのはつまらない。知らない道がまだまだある。
走ったことのない道、どこに繋がっているんだろう?って道を探索するのは面白い。変な道は得てしてダスティーなことが多い。ご老体バイクがドロドロになるのはいやはやなんともな感じはするが、楽しみには変えられない。