和歌山県を右回りでぐるりバイクで走る。

さて何処へ行こうかと考えた。
今更ながらGoogleマップはルートをいろいろ検索できて目的地までの距離と時間がさくっと分かる。 しかも最適なルートを何パターンか用意してくれる。 当然最適でないルートは表示されない。紀伊半島の中心は山で最適でないクネクネ曲がりくねった道がたくさんある・・・。

今回の目的地はとりあえず新宮市とした。
最適ルートで本宮へ。京奈和道路五条ICから国道168号線を南へ普通に走る。早朝の京奈和道路そして紀伊半島山間部は寒く気温は5℃。車少なく快走だ。

お土産あったら積めるようにとサイドバッグを装着したMOTOGUZZI BREVAがお供だ。出発は午前4時過ぎ。

谷瀬の吊り橋近くでトイレ休憩。結構寒いよ明け方は。

ちょこっと風屋ダム寄り道。

二津野ダムへも寄り道。放水の水しぶきであたりは雨が降ったみたいになっている。

紀伊半島豪雨の後にできたバイパスは快走。道の駅奥熊野古道ほんぐうでトイレ休憩のためエスケープして旧道へ。やっぱり地形に沿って走る道はいいなあ。
ようやく太陽が顔を出し始めた。

本宮大社を過ぎ国道311号の分岐を過ぎてから最初の橋を渡って国道168号線の対岸の県道740号線へ。

橋からの眺め・・

新宮市内はすぐそこ

熊野川をバイパス横の旧道で渡る。河口の眺めが良い。

新宮市内、ベーカリーキッチントムトム新宮本店のスペシャルクリームパンと卵サンドをゲット。お向かいのハイマートで買った珈琲とともに店先のベンチでいただく午前9時22分。朝食第二弾、うまい。

新宮市内からは海沿いを西に向かって走る。バイパスをサクッと走ると串本までは早いが、トンネルばっかりでせっかくの綺麗な海が見えないので走らない。景色と引き換えに時間を使う。

国道沿い新しくできた道の駅たいじ　10時25分。

その先の海岸沿い、日差しが暖かい。

橋杭岩海水浴場まで来た。11時。
シーズン中は有料でも満杯になる駐車場、今はガラガラだ。

いい陽気、まだ午前中だがちょっと昼寝。

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距離は進んでないけど時間はどんどん進んでいく・・慌てなくても日暮れまでにはちゃんと帰れる。

串本潮岬へは立ち寄らずに海沿いを淡々と走る。
すさみ南ICから田辺市内まで紀勢道が繋がっているが、これもパス。
少し先にある日本童謡の園へちょっと寄り道。　12時10分。

海を見ながら日置川まで走る。自動車道ができたおかげで下道は随分車が少なくて走りやすい。

12時30分、不思議なもんでお昼になるとちゃんとお腹が空く。オークワ日置店でお弁当を買って外のベンチで食べる。秋だからきのこ炊き込み弁当にしてみた。税込430円・・この辺りお昼時だが静か・・。

お腹も大きくなったので再び路上の人となるのだが、さっきのスパーの斜め向かいに廃業したパチンコ屋が気になる。昭和の香り、中へ入ってみたくなったがやめておく。

バイパスは走らないと言いながら、ごちゃごちゃした田辺市街をやり過ごす為に紀勢道を日置川ICから南紀田辺ICまで走る。南紀田辺IC以北は有料道路となる。

南部、切り目川を過ぎてから山間道路へ。国道から入っすぐの切目神社で小休止。

ここからのルートは以前紹介した山あい快走ルート和歌山市まで。

なんだかんだで帰着は16時過ぎ。走行距離は412km。
所要時間12時間、よく走った・・。

目的地を新宮市に決めて出かけた訳だが、別に約束があるわけでもなかったので途中の本宮で田辺白浜方面へ抜けて帰ることもできた。結局新宮市まで行ってしまってお土産買って景色見ながら走って昼寝してお昼を食べてまた景色見ながら走って帰ってきたツーリング。

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バイクは旅の目的か手段か？
”走りに出かける”というのはバイクに乗るのが目的。
”写真を撮りに行く”のをバイクで行くのは、これバイクは手段。
”ツーリング”　バイクは手段でもあり目的でもあり。
まあ好きにしたらいいのよ。

#創作大賞2022