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ハンターカブ雪中ツーリング
2020年の最後は雪中ツーで締めくくり。
12月末日本全国に寒波が到来、そして低気圧の影響で天気は雨または雪となった。12月30日和歌山市でも午後からミゾレが舞ってきた。積もるほどではなかったが山あいでは積もるところもあるだろうと想像できた。
年末31日は広域農道柿の茶屋で年越しカップ麺大会(勝手に命名)に参加するのだがコロナ禍のため参加をみあわせた。
柿の茶屋には行かないが、広域農道を走りたかったのと雪が見れたらいいなと思って行き先は粉河ハイランドパークにした。当日の天気は曇りのち晴れの予報。
出発は自分にとっては遅めの8時過ぎ、まずは給油。太陽が顔をのぞかせる。紀ノ川を渡る時の気温は3℃。国道24号バイパスで岩出まで行き風吹峠ふもとから広域農道を走る。
広域農道へ入ってすぐの根来寺付近、路面はウエット、道路脇には雪が・・。
しばらく走って近畿大学を過ぎた辺りでは轍ができるほどの積雪・・。これはちょっとやばいかも。向かいの山も下界も雪景色。
犬鳴山への交差点もこの有様。写真左側は犬鳴山、右側は京奈和道路紀ノ川IC。
ここから少し先の志野神社まで行ってみる。広域農道から左折してすぐのところ。雪の下はアイスバーンになっていなのでなんとか大丈夫だ。ノーマルタイヤの四輪車は厳しいかもしれない。ハンターカブのタイヤIRC FB3は問題なし。
元旦の初詣は大丈夫なんだろうか?といらぬ心配をするくらいの積雪。
雪が見れたらいいレベルを通り越してすでに雪まみれ。予定通りハイランドパーク粉河へ向かうことにした。
広域農道から”華岡青洲生誕地”看板を左折する。山間の道は融雪剤が撒かれているのか意外と雪は無し。峠道から見下ろす下界は雪模様。
ところが標高が上がると路面は雪で覆われる。しかし硬くしまった雪は意外とグリプが良くて普通のダート感覚。雪の下がアイスバーンでなかったのでよかった。
ハイランドパーク粉河売店を過ぎて頂上へ向けて紀泉高原スカイラインを走る。ここから一部急坂があるので状況によっては引き返しの可能性もあるが行ってみることにする。
急坂部分は無事クリア、頂上はもうすぐ・・。なかなか楽しい雪道であるが、だいぶ冷えてきた・・。
無事頂上駐車場到着。頂上には先日からキャンプをしている2人組みとチャリダー1名。こんな時期にここへ来るのは変態である。チャリダーは大阪側から登ってきたとのこと。ノーマルタイヤ。「立ち漕ぎはトラクション抜けるんでシッティングで後輪荷重ですよ!」などと宣っていた。俺に変態呼ばわりされて喜んでいる様子。そして俺も変態。
チャリダーに言われて気温を見るとマイナス3℃。これは寒いわ。
展望デッキも真っ白。
持参の暖かいお茶飲んで頂上を後にする。
あらためて下界をのぞむ。
路肩にタイヤ痕、すでに先着がいたようだ。
売店駐車場まで戻って一息 時間は11時過ぎ。
この後地元の管理会社(?)が軽トラでやってきて”頂上まで通行止め”の看板を設置していた。
ここから下って分岐を神通温泉方面へ抜けて帰る。犬鳴山から広域農道へ下る道はビシャビシャ雪で足元ビシャビシャ・・。
岩出市内へ出るとあの雪はなんだったのって?くらいにドライ路面。
ビシャビシャのズボンの裾をなびかせながら家路へと向かうのであった。
この日の走行約90km。2020年の締めくくりとしてはなかなか楽しかった。和歌山市内も雪は全くなし。
ちょっと走れば銀世界、なかなかたのしいね〜♪
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