長女さんのクロスカブと俺のハンターカブ2台でカブなカフェに行った。
涼しくなったらカブなカフェにカブ2台で行こうか、という話を長女さんとしていた。とある日曜日、カブなカフェにカブ2台で出かける事にした。
長女さんについて少し・・
クロスカブに乗り始めてもう3年になる長女さん、小学生の頃から毎年大阪モーターサイクルショーに通いあ〜だこ〜だと話をしていた。高校卒業と同時に自動車と普通自動二輪免許(いずれもMT)を取得。その年の9月にクロスカブがやってきてバイク通学が始まることになる。
そして・・・
バイクであっちこっちへツーリングみたいなことするのかな〜と思ってたら、通学+ちょっとその辺に使用するのみ。乗ってることに喜びを感じるが、走り回る(ツーリング)ことにはあまり興味がないようだ。人によってバイクの愉しみ方が異なる良い例だ。
身長がそんなに高くない長女さんにはクロスカブの車格は少し大きかったようで、結局いろいろとモデファイ(ええように言うと)することになる。
”スーパーカブがよかったんちゃうん”て思ってしまったが、長女さんはクロスカブが良いようだ。
そういえば長女さんとカブで長距離(といっても片道20kmほど)走ったのは過去に1、2回。
そんな長女さんとやっとこさロングツーリング(片道約50km)であります。
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行き先は春に訪れたHIDA CUBさん。
お店は9時開店、10時ごろ着となるようにと出発したのは午前8時ごろ。
ルートは前に行った時とほぼ同じ。和歌山市から海南高原をぬけて国道424号線、そして日高川沿を走りカフェまで。
午前9時、道の駅明恵ふるさと館で休憩。ここは自家製パンの販売を行っている。出来たてのクリームパンを食べていると、モンキーZ50改に乗るオッチャンがが話しかけてきた。
「これからツーリングどこへいくん?」
「日高川沿いのカフェまで。オッチャンどっからきたん?」
「貴志川町からよ。だいたい天気のええ日はこのあたりまで来るな〜。」
駐車場にミニバンが停まる。
そこからワラワラ制服姿の女子生徒が数名降りてきた。クラブの遠征途中かと思いきや、みんな首からカメラを提げている。その中の1人が我々を見つけて近づいてきた。
「あのぉ〜神島高校の写真部ですけど、写真撮らせてもらってもいいですか?」
「ええよ〜。」
オッチャンと長女の了解も得ず即答の俺。
俺:「カメラ目線とかいらんのよね。」
女子高生:「はい、自然な感じで・・・。」
俺:「はい・・。」
ということで、オッチャンとバイク経歴やらモンキーの話やらを女子高生に写真をパシャパシャ撮られつつ、馬鹿笑いなんぞしながら30分ほど。
長女さんも気にせず所々会話に突っ込みなど入れたりしていた。
神島高校写真部といえば、写真甲子園で過去3年連続優勝、2021年度は惜しくも準優勝となってしまった強豪写真部だ。そんな写真部の撮影、男前に写ってたらどうしよう(アホ考え・・)などと思いながら道の駅を後にした。
快走国道424号線を法定速度で流す。大型バイクや車にバンバン抜かれるが気にしない・・。
日高川に突き当たる手前に神社がある。ここを通る時は大抵御参りする。大した意味はないが・・・。時間は10時。
朝方は寒かったが気温はどんどん上がって日向は暑いくらいになってきた。
カフェはすぐそこだ。
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カフェ到着。10時13分。
県道26号線沿いにも駐輪場あるが、狭路急坂を登ってカフェ敷地内駐輪場へ停めるのが良い。
日よけがある。日差しが暑いのでありがたい。そしてテラス席(?)はキャンプ机とチェアが粋だ。風が心地よし。
写真に写っているC125はマスタのカブ。
頂いたのはマフィンセット。長女さんはアイス、俺はホット珈琲だ。
帰りのルートや、お昼ご飯をどうしようか?など話しをして、帰り支度を始めたのが11時前。気温は30℃近く、でも風は爽やか。
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帰路は、
このまま県道26号線をごぼう方面へ走り、右折して県道21号線(広川田辺線)へ。ちょこっと国道42号線を走って広川IC交差点を左折して西広海岸方面。広川ビーチ駅で小休止してから、西広海岸をぐるっと回って湯浅町からの海沿い(有田湯浅線)で有田市、国道42号線で和歌山市まで。
県道21号線 津木峠 眺め良し空は快晴。
JR広川ビーチ駅で小休止。
西広海岸、いつ来ても綺麗だ。
湯浅町の橋の上。
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この日の走行は、行きのガソリンスタンドまで約9km+129kmの138km。なかなか走った。
帰着は午後1時すぎ。
長女さん早く家に帰ってゆっくりしたかったみたいで、お昼ご飯は結局家で食べることに。
くねくね山道もサクサク走る長女さん、普段はほとんど街中メインとはいえ伊達に3年も乗ってない。一応普通二輪免許ももってるし・・ね。
そして、長女さん曰く
これより距離長かったらタンデムやね。
・・・・・なんじゃそら。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエーターとしての活動費に使わせていただきます!今年9月→もうしばらく先(来年もしくは再来年)に北海道へ行きます。カフェをオープンするために移住した友人を訪ねる予定。