No.15 気弱で言いたいことをいつも我慢。そして不満たらたら。他のやりかたがある?
質問者:情けないくらい気が弱く、いつも言いたいことが言えなくて飲み込んでしまう。
そして、人の思い通りに行動する羽目になる。我慢が重なると不満はたまるし、自分でも嫌になっちゃう30代半ばの女子。
Q:フランク先生、気が弱くて思うことが伝えられず、いつも損ばかり。いい加減、もううんざりです。これって、何とかなりますか?
A:つい最近も、ヒントになりそうなできごとがありました。それをお話ししましょう。
ゴルフ場でのこと。男性2人で回っていると、前の組は女性3人で、ペースがだいぶゆっくり。で、後ろがつかえていました。
しばらくは根気強く待っていましたが、だんだんお昼時間が近づいてきた。
そういうとき、あなたならどうするでしょうか?
私は次のように声をかけさせてもらいました。
(さわやかな笑顔で)「ごめんなさい。私たち、男性二人なので、もしよかったら、先に行かせてもらっても、いいでしょうか?(また笑顔)」。
すると、その女性グループの反応。
「私たちも、だいぶ気になっていたところです。声をかけてもらってよかった。どうぞお先に!(一同笑顔)」。
こちらの声のかけ方がよかったのだと思います。気持ちよく順番を変わってもらえ、それぞれのペースで、心地よくプレイを続けられました。
その後、少しお話しする機会があり、連絡先を交換してお友達になりました。
こういうことは、言い方やそのときの表情が肝心。
我慢する必要は全然ありません。要は、いかに感じよくお願いするか、です。
答えを聞いて、質問者からひとこと:
うーん、自分のこれまでの我慢は何だったのか!と思いました。希望がかなって、しかも友達までできてしまう。コミュニケーションって、本当にパワフルなんですね。