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No.122 刺さる話には「聞く力」があればいい。だけど、実はもうひとつ必要なものが? それはいったい?

質問者:前回、刺さる話をするには、まず聞くこと、とありましたが、実はもう一つ、必要なものがあると聞く。それが何か知りたい30代女子。


Q:相手のことをよく知ってから話をすると、刺さる。だけど、確実に刺さるには、もう一つ必要なものがあると聞きました。それは何でしょうか。


A:結論から言いますと、それは「語彙力」なのです。

話を聞くうちに、相手にこれを伝えればいい、とわかったとします。

ですが、アウトプットする際には、自分のすでにもっている語彙のストックの中からしか、言葉を選び出すことができません。

例えば、お客様がお越しになったとき、おもてなししようとしても、冷蔵庫やストックが空っぽの状態では、おいしいごちそうを差し上げることはできません。それと同じことですね。


だから、ここぞ、というときのために、日ごろからストックを充実させておく必要があるのです。


そして、私のいう語彙力の特徴は、一般的な言い回しを次々と暗記していくタイプとは方法が異なります。そうでなく、自分の使ってみたい、使えそうな場面のイメージできる表現を探して蓄積していくのです。

是非、「聞く力」とともに、「語彙力」も磨いてください。


質問者からひとこと:

空っぽの冷蔵庫から、ごちそうは出てこない。 確かにそうです…

語彙力を磨こうと思います。

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