No.74 文章の形で話すと?
質問者:もともと、人と接するのが、大好き。
そして、リモートワークも経験し、コミュニケーション・スキルの大事さをますます感じつつ、勉強している30代女子。
Q:先日うれしいことがありました。
上司が、「最近、あなたの話を聞いていると、説得力を感じるようになった」と言ってくれたのです。
確かに、安田先生の本やこのnoteを読んで、日々、実践しています。
が、上司が私の何を見てほめてくれたのか?までは、自分では、わかりません。
先生には、なぜ褒められたのか、分かるでしょうか?
Q:もちろん、わかりますよ!
今のあなたは、「書き言葉」で話しているからです。
「書き言葉」で語ると、説得力が生まれる。
これは、私が営業の仕事を始めた若い頃に、気づいたことです。
さらに、『語彙力』の本も読んで下さり、その力も磨いているようで、故事・ことわざなども、会話の中に自然に入っています。
故事・ことわざのような表現は、簡潔でありながら、先人たちの「万感の思い」が圧縮されて入っていて、年月を経て受け継がれてきた重みがあります。
「書き言葉」にそのような表現を加えれば、説得力が生まれないわけはありません。
勉強の成果が認められて、よかったですね、私もうれしく思います。
これからも、勉強を続けて下さい。やればやるほど、変化しますから。
質問者からひとこと:
先生は、いつも非常に注意深く、人の話す言葉や内容を聞いています。
が、今回も、するどい指摘に驚きました。
上司に加えて、先生の答えを聞いて、とてもうれしくなりました。
これからも、がんばります!