No.6 会話をしていて訪れる沈黙の乗り切り方は?
質問者:会話をしているときの沈黙が、どうにも苦手な30代男子。
Q:フランク先生、会話をしていて、気まずい沈黙が流れるときがあります。
と言って、それを埋めようとして失言したり意味のないことを言ったりするのも避けたい。こういうとき、どうすればいいですか?
F: そういうときのために、役立つフレーズが2つあります。1つは「確かに」。もう1つは「そういえば」。この2パターンは必須です。
沈黙が生じたとき、その前の話に関連付けて、相手の興味がありそうな話をしようとする際には、「そういえば」で始めるといい。
そして、それに続く話は、おもしろく伝える必要があります。その練習はしておきたい。
そのテーマについて、自分の知識をひけらかすのではなく、あくまでも相手の話に触発されて話すだけ。
で、相手の言っていることに、深く同意していることが印象づけられるといいですね。
また、話す時間を1分でおさめることも大事です。
他には、聞いた話を受けて「あ、その視点に立つと、こういうことですか?」と疑問形で投げかけるのもいいです。
すると、「そうだね」とか「そうじゃなくて」とかフィードバックをもらうことができる。
そうすれば、話を続けやすいでしょう。
答えを聞いて、質問者からひとこと:
沈黙の乗り切り方にも、ちゃんとした方法があることが驚きでした。
クイックレスポンスには、普段からいろんなことを考えていないと、難しそう。ですが、少しずつやっていきたいです。