No.50 全天候型になる方法がある?
質問者:自分は、体があまり丈夫でなく、体力もない。
なので、無理をすると、寝込んだり、そこまでいかなくても、気力がなくなったり。
これから到来するはずの厳しい時代でも、なんとか自分なりに仕事をし続けていきたいと願う20代男子。
Q:先生、聞くところによると、先生も(見かけによらず → 心の声)繊細な方で、長年、お仕事をされるなかでは、体調のよくなかった時期もあったと聞きました。
それでも、仕事でよい結果を出し続けてこられた。
その秘訣を知りたいです。教えてもらえますか?
A:それは、そのときの体調に合わせた仕事のやりかたを、何パターンか、あらかじめ決めておくことです。
私の例で、お話ししましょう。
セミナーの講師をする場合、伝えなくてはならない内容は同じでも、やり方は幾通りもあります。
だから、その日の自分の体調に応じて、フォーメーション(構成)を変えるのです。
毎回、お客様に同じように満足して帰っていただく。
それができていれば、講義の構成・進め方は、違っていてもよいのです。
だから、よい結果が出せるやり方を、あらかじめパターン化しておく。
それさえ決めておけば、後はその時々の体調に合わせて、選べばいい。
人それぞれに、仕事の内容は異なると思いますが、やらないといけないことはある程度まで、決まっているはずです。
ベストコンディションの時は、ここまでやる。
これくらいの体調の時は、こうすれば、必要不可欠な内容を落とすことなく、満足が得られる。
最悪の時は、これだけは死守する。
自分に合ったパターンを、前もって決めておくといいですよ。
質問者からひとこと:
うーん、さすが!ですね。
長年、スーパー講師を続けてこられた方のお話は違います。
体調の悪いときのために、あらかじめ準備しておく。
そんなの、全然思いつきませんでした(汗)。
考えてみます。