No.62 資格を活かすにも、コミュニケーション・スキル?
質問者:将来のために、お金と時間をかけて資格を取ってみたものの、それを仕事につなげられず、だんだん焦り始めた30代女子。
Q:先生、資格をとっても仕事につなげられない人には、特徴が2つある、とうかがいました。
https://note.com/frankyasuda/n/nb597b87f4a60
一つは、優先順位をつけられていないこと。
もう一つのコミュニケーションについても、教えて頂けるでしょうか。
A:では、たとえ話を使ってお話しましょう。
コンピュータに例えると、職業や資格は「アプリ」、コミュニケーション・スキルは「OS(アプリを動かすためのソフト」にあたります。
どういうことかというと、パソコンやスマホに、いくらたくさんアプリを入れたとしても、そこにOSが入っていないと、まったく動かせないですよね?
ここでも、優先順位が重要になってくるのです。
どんなに優れたアプリ(職業・資格)でも、OS(コミュニケーション・スキル)が不調だと、うまく機能しません。
アプリをうまく使いこなすには、まず先に、よいソフトが入れられている必要があるのです。
逆に言うと、よいソフトが入っていて快調ならば、どんなアプリも快適に使いこなせます。
だから、アプリ(資格)を集めることよりも、それを動かすためのOS(コミュニケーション・スキル)のレベルをアップすることが大事なのです。
ちょっとわかりにくかったかもしれませんが、仕事力を全体的に考えた時、「コミュニケーション・スキル」の方が、「資格」よりも、システム的に上位にあるので、まずそちらから学んでいただきたい、というわけなのです。
質問者からひとこと:
例え話を使って説明していただいたので、おっしゃりたいことはわかる気がしました。
何を優先して取り組む必要があるか、を考えなくてはいけないことだけは、よくわかりました。
まず、コミュニケーション・スキルから取り組みます。