筑波大学と統一教会とオウム真理教の負の記憶
筑波大学に関して学長の福田信之が統一教会と癒着して社会問題になった話を前に書いた。
世間では筑波大学といえば国立大学で高偏差値でエリートというイメージもあるが、実態は必ずしもそうではない。
何よりも学長の福田信之が統一教会から月額50万円た裏金を貰っていたという大学にあるまじきおぞましい行為を『文芸春秋』や日本共産党の『赤旗』で暴露されて全国に悪名を轟かせた大学でもある。
自分の大学を筑波大学といった瞬間に『おまえの大学は霊感商法で悪名高い統一教会の信者だらけの大学で頭はいいけど怖い大学』と偏見の目で見られてしまい、筑波大学という大学名を隠したいとか捨てたいと考えていた学生やOBだって実はかなり多い。
実は筑波大なのだけども統一教会問題だけではなく、地下鉄サリン事件で麻原彰晃を妄信し、生物化学兵器の猛毒のサリンを製造した死刑囚の土谷正実の出身大学でもあった。
統一教会の霊感商法の次はオウムの殺人犯を出した有名国立大学ということで筑波大学はますます全国に悪名を轟かせた黒歴史が存在する。
私のいた東北福祉大も遺跡ねつ造事件や野球賭博の件で全国から猛批判を浴びたが、同じように筑波大学もオウム真理教や統一教会がらみのカルト宗教を平気で擁護する犯罪者養成大学ということで猛烈な批判を全国から浴びせられた過去が存在する。
筑波大学大学院OBの土谷正実死刑囚がオウム真理教に入信して猛毒ガスのサリンを製造した
オウム真理教の麻原死刑囚の弟子に土谷正実という筑波大学の大学院で化学を専攻し、地下鉄サリン事件で無差別テロを実行した死刑囚がいた。
この事件に関しても当時の筑波大学に関する批判はすさまじく、高学歴の大学院生がオウム真理教に入信し、地下鉄サリン事件で強力な猛毒ガスまで製造して凶悪犯罪をおこした、ということで世間の批判は強烈な位に逆巻いたという。
筑波大学は統一教会と癒着して社会的な批判が絶えなかったが、今度はオウム真理教に筑波大学の大学院生が入信し、こともあろうかハルマゲドン思想にのめり込んで猛毒の神経ガスのサリンを霞が関にばらまいた。
霊感商法の次は地下鉄サリン事件で無差別殺人をおこしたとなれば、世間は筑波大学に関してカルト宗教の草刈り場になっている危険な大学という批判を容赦なく書き立てたわけであり、この種のおぞましい事件に関しては何よりも筑波大学当局も痛切に知っていると思う。
もちろん筑波大学の学生が無条件に統一教会やオウム真理教(現・アレフ)の思想に共鳴して、土谷正実のようなバイオテロの実行犯ということはないわけだが、世間ではますます筑波大学に対する強烈な批判が連日のように続くことになり、筑波大学はまたも全国に悪名を轟かせることになった。
霊感商法の次は一線を越えたようにサリンによる無差別テロを実行したマッドサイエンティストを生み出した筑波大学はナチスのアウシュビッツのガス室や日本軍の731部隊の残党が暗躍するオウムのサティアンのようなとんでもない国立大学であるという批判が連日のように飛び交い、筑波大学は窮地に立たされた。
霊感商法で悪名高い洗脳集団の統一教会と癒着してファッショ的ともいえる大学であった筑波大学ならば731部隊の細菌兵器のような毒ガスを製造する土谷正実のような人間が生まれる土壌があったのではないか?という批判が当然、激しく筑波大学当局には連日のように浴びせられるようになった。
さすがの筑波大学も今までの現状を維持するのが難しくなり、不沈空母か沈没する空母に様変わりしていった。
霊感商法と地下鉄サリン事件で日本を震撼させたた悪名高い筑波大学のその後
統一教会とオウム真理教事件で2つの破壊的カルトに関与した悪名高い筑波大学のイメージが蔓延し、筑波大学当局も事件に対する周囲の猛批判から徐々にではあるが、かつての統一教会と関係が深かった福田信之時代の大学の歴史にも一定の批判を加えて反省するようになっていった。
大学当局に批判的な『筑波学生新聞』ももちろん一連の統一教会とオウム事件に関しては大学当局を猛批判していた。
筑波大学の現状はこのままでは危険水域に達すると考えたのだろう。
『筑波学生新聞』は毎回のように統一教会とオウム真理教問題を取り上げて大学当局がカルト宗教と癒着して大事件を繰り返したことを痛切に反省を促す記事も書いた。
大学非公認でもあった学生新聞の『筑波学生新聞』の過去の記録でもオウム真理教や統一教会に対する批判的な記事を学生記者と編集者は真摯に受け止め、いかなる理由があってもこの種のおぞましい事件に関しては申し訳ない、という気持ちを赤裸々に表明していることは評価したい。
現在、諸般の事情で『筑波学生新聞』は休刊の憂き目にあっているが、かつては悪辣な御用新聞と批判された『筑波大学新聞』が休刊になった『筑波学生新聞』の意思を次いで代わりの役割を果たしてほしい、と思うのは私だけだろうか?
『筑波大学新聞』は今後も継続して統一教会とオウム真理教(アレフ)に関する問題に関しては批判的な立場で記事を書いてほしいと思う。