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デス・レター(ガレージNo4を終えて)

みなさんお疲れさまでした。無事に終わってホッとしています。

今回はどちらかというと難産だったのです。→のライブの予定が普段より詰まっていた(それ自体はありがたいことなのですが)ためにバタバタしていたこと、個人的なことも重なって、ろくな準備ができないまま(といってもその大部分は、俺のズボラによるところ大きかったのですが)、そして当日の台風来襲…

にもかかわらず、今回のショーが過去1良かったと思えるのは、参加いただいた皆さん、会場である新松戸Firebird、そしてご覧いただいたお客さん、その全員が「ここにいてよかった」といっていただいたことでした。みなさん、ありがとう。

滑稽のドア。ありがとうございました。お二方の、何かを振り切るような、切なくも狂気な演奏が、我々に何かを打ち込んだこと、間違いありません。

gloptin &ういりお。ありがとうございました。絶対に名コンビになると分かっていましたが、その通りの素晴らしい別世界ぶりだったと思います。

なかがわ寛奈。ありがとうございました。俺は歌に必死で見られなかったのですが、後で見てびっくり。俺たちの心象風景ってこんな感じだったかもと思わせるペインティング。

The  Memphis Bell。ありがとうございました。ますます上手くなっていましたね。音の抜き方も絶妙でした。俺にはあのギターのシャウトとスネアの一発が、愛おしいです。

リビドーと悪魔。ありがとうございました。MCは見たことがなかったけれど、俺たちがロックをやる意味を代表して言っていただいた。ジーンときました。開催してよかったと思える瞬間でした。

Firebird。ありがとうございました。俺たちのわがままを聞いていただき、こんなちっぽけな企画を許してくださった。雨の音。気持ちよかったですね。

俺たち→は、こんな集いがやりたかったのです。ロックの「文法」を知っているアーティスト達が集まって、文法もクソもどうでも良くなった、この暗澹たる世界の、大袈裟に言えば、ひとかけらの希望たりえんことを。

あなた方は、善い人々だ(願わくは、俺たちもそうであるとよいのですが)。そして、世の中にはきっと、善い人々がいるはずです。

Made In A Garage は続きます。俺たちがいなくなっても。そうあるために、これからもずっと、俺たちは頑張るつもりです。

そう。平さんの言うように、俺たちは、雷を起こしに来たのです。

ありがとう。そして、また会いましょう。

→(yajirushi) フランク・フゥ

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