「祈りと黙想の集い➖テゼ共同体の歌とともに」の歌を集めてみまし
9月1日にイクトゥス・コミュニティー主催「祈りと黙想の集い−テゼ共同体の歌と共に」を開きます(9月1日17時よりカトリック麹町製イグナチオ教会ザビエル聖堂にて・開始15分前から歌の練習)。
各地で開かれている「テゼ共同体の歌」を使った祈りの集いと変わらないのですが、第一回目なのでプログラムを紹介し、歌のリンクを貼ります。ぜひ参考にしてみてください。次回からは当日までのお楽しみになります。
わが心たたえよ主を いのちの主 聖なるみ名
聖なる霊よ愛の火をともすためおいでください 聖なる雪よ
歌え主に感謝 恵み深い主に歌え主に感謝 アレルヤ
闇の中で消えない愛の炎をともしたまえ 闇の中で消えない愛の炎をともしたまえ
すべての人よ主をたたえよ すべての人よ主をたたえよ
キリエ キリエ エレイソン(主よ 主よ いつくしみをわたしたちに)
主こそまことの救い とわの喜び わが力 わが歌 主のみを信じて決して恐れない
おお、主をたたえよ
いつくしみと 愛の あるところ 神ともに
テゼ共同体の時課の祈りはカトリック教会の聖務日課を基準にしていますが、祈りの文言はエキュメニカルな配慮が徹底されていると強く感じます。
歌は何度も繰り返し歌われます。「何度も何度も飽きるほどに歌った時、色々な考えや雑音が削ぎ落とされてゆき、はじめて自分の内側でイエスがすでに祈っていてくださることに気が付くのです」とテゼのブラザーが教えてくださいました。
詩編と福音はカトリック教会朗読配分の次の主日のものです。RCLを採用しているプロテスタント諸教会も共通かと思います。沈黙は長くても15分までと言われていますので今回は10分にしました。Intercessionsは代願・執りなしの祈り・共同祈願などと訳されている祈りです。
聖務日課の晩の祈りでは伝統的に①神への賛美と嘆願、②教会と世界のため、③特定の人々のため、④死者のため、の意向で祈られますが、死者の霊魂のための祈りには理解の幅があります。なので、この集いではミサの共同祈願の意向を用いることにしました。聖公会の代願の意向(題目)も共通します。
Pater Nosterは主の祈りです。カトリックさいたま司教区教区司祭の塩田泉神父作曲の主の祈り(2)を用います。地域の歌を取り入れることはテゼ共同体も奨めています。Concluding Prayer(結びの祈り)は聖務日課ではその日のミサの集会祈願(その日のミサの意向が叙述される祈り)が唱えられますがテゼの祈りの会の準備のためのテキストに従ってテゼ共同体創立者のブラザー・ロジェの祈りから選びました。祈りの最後の「父と子と聖霊のみ名によって」はそれぞれの教派や伝統に即した所作をそれぞれ取ることができます。最後に3曲歌います。「主をたたえよ」は先唱と会衆の応答形式の歌です。
なにも新しいものはなく、なにも曲解したものもありません。共にキリストによる一致のうちに、深く祈り、霊(息吹)に満たされることができますように。ご都合の合う方はぜひお越しください。お待ちしております。