20241113の夢/パーカー女子

隣町に引っ越すことになって、転校の手続きとかなんやかんやで、ぼくはあちこち連れまわされている。
新しく通うことになる高校は、まえの高校よりもだんぜん自由な校風で、服装や髪型に縛りがないっぽい。

学校の近くを歩いてるとき、向こうのほうからガラのわるそうな(?)女子生徒がこちらへやって来るのに目がいく。
派手な色の髪の毛を無造作に束ね、トゲトゲした毛先をはねさせてる。学校推奨の制服の上から大きめのパーカーをはおっていて、目つきは鋭く、片側だけ見えてる耳にはピアスがたくさんついている。

（かかわっちゃいけない人かな）と思いながら距離が近づいてくると、パーカーの前をあけた胸のあたりに目がいく。
胸には紐で結わえるタイプのゼッケンを付けてて、そこになんかSDGsっぽい高尚なメッセージが書かれてる。
ぼくはすれちがうまでまじまじと見てしまっていたが、向こうは見られることが当たり前って感じで（見せてるから？）、ぼくの視線など気にせずゆうゆうと歩みさっていった。

あとからなにかの媒体で知ったのだが、彼女はぼくが通う高校で陸上部に所属しており、すごく有名な選手だった。
引退したいまでは、少しでも社会貢献したいって理由で、例のゼッケンを身につけて登下校している、とのこと。

画像でみるユニフォーム姿は、オーバーサイズの服で隠されていたからだの線があらわになっていて、その華奢な肩の感じや薄い胸にぼくは見蕩れていた。

画像を拡大すると胸のあたりに乳首が透けて見えているような気がして、見ちゃいけないものを見つけてしまった罪悪感にひとりどきどきしていた。