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20241029の夢/Fと遊び,Sはいない

ひさしぶりにFがうちにきてふたりで遊んでいる。Switchにも飽きてきた頃(←マリオワンダーとマリカーしか入ってない)、外に出かける。

工事で道幅が狭くなったところを歩いてるとき、「いままえからキングキラーきたらどうする?」みたいな話で盛りあがる。

こういうとき必ずいっしょに遊ぶSが来てないのが気になってたぼくは、Fに「きょうS来れんって?」って聞いてみる。

F「来れんっていうならわかるんやけど、電話しても出らんかったっちゃんね いままでそんなことなかったけんさ、ちょお心配なんよ」
それはぼくが電話かけたときと同じだった。

ふ「イエ電にかけてみる?」
F「うーん……なんか都合が悪いんかもしれんけんねぇ……」
ふ「やめとこっか」

赤い欄干の橋を渡りながらそんなやりとりをしていると、川沿いに中学生くらいの女の子が三人歩きながら「お昼どげんする?」「海鮮丼食べたい」「市場いこ!」みたいな話をしているのが聞こえる。

ふ「めし」
F「どうする?」
ふ「市場?」
F「そうねぇ」
ふ「沖縄そばの店もあるし、三軒くらい」
F「いこっか」
って、古いアーケードの市場に入る。食材を扱う店にまじって飲食店が数件並んでいる。
いちばん手前にある沖縄そば屋には、肉厚の白身魚の天ぷらがあるってのを実際に並んでるのを見せて教えてあげると、「ここにしよっか」とFが言う。

ぜんぶのお店を見てから比べて決めてほしかったぼくは、「ぜんぶみらんでいいと? ほかんとこもそれぞれ特徴あるっちゃけど」と言ってみる。Fは「ん?ここでいいよ? あ、見せたかった? 見とこっか」と気づかってくれるが、ぼくは「んん、いいよいいよ  ここで食べよ」ってそのまま露天の席に着く。

食事をすませしばらくするとSから着信。
ぼくらはいつものノリで、「なんで電話出らんかったとや〜」みたいにウザ絡みしようとするが、Sはいつもと違うまじめな調子で、数日まえから具合が悪くて病院へ行った、検査の結果「」(重い病気)とわかった、治療のため入院する、と告げる。

「遊べんくてごめんね」というSにぼくらは返す言葉もなく、それまでの浮ついた気分がいっきに冷めてって、そのあともふたりで遊んだけど何も楽しくなかった。



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