20231023の夢/那覇から山原まで続くアーケード
子どもの頃に感じていたような広い道幅、高いアーケードの商店街。プラスチックの白い屋根は太陽光を柔らかく透過して、クリーム色を基調としたタイル張りの歩道を明るくみせる。道の両脇にはいろいろな商店が軒を連ねており、歩道のところどころには休憩用の簡易ベンチが置かれている。
ぼくはじぶんが子どもの頃、大人に手を引かれて歩いたときの気分を思い出しながら、仲のいいともだちとその商店街を歩いているらしい。日差しの感じからして季節は夏? 夏休みのぼくたちは、那覇から恩納までつづくこの商店街を歩いている。やがて商店街の北端に着き、「やんばる入口」と手書きされた看板を目にする。
ともだちが「あ、まちがえて山原のほうに来ちゃった」というので、ぼくたちはそのまま回れ右してもと来た道を引き返した。
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ちゅーる代