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映画「美女と野獣」は恋愛の教科書のような作品かも?~映画を初めて観た時の感想を振り返る(2025年2月22日)

 2025年2月22日(土)に、NHK総合で、ディズニー映画「美女と野獣」が放送されました。何回も観たことがあり、家にBlu-rayもある作品ですが、NHK総合で放送、というので、録画して視聴しました。
 私にとって「美女と野獣」は、ディズニー映画で最も好きな作品で、何度観ても感動します!

 以前、別なブログで書いた文章ですが、この映画についての想いは今もあまり変わらないので、転載(一部修正)してみます。
 映画を初めて観た時(たぶん2010年頃)の感想です。

初めて「美女と野獣」を観た頃の記録(2010年頃)

先日(※2010年頃)、初めてディズニー映画「美女と野獣」を観ました。
観終わった時、不覚にも涙が零れ落ちました。
愛の奇蹟を描いた傑作ですね。

ここで「野獣」として描かれている存在、
実は名前が最後までありませんね。
この「野獣」とは、女性から見た独身男性の象徴なのではないでしょうか。
粗野で粗暴、本当は王子様だなんて信じられない・・・
初めは良さなんてわからないかもしれません。
恐ろしいと感じる場合もあるし、理解不能かもしれません。
オタク的な趣味を持っていたらなおさらですね。
ある意味、「美女と野獣」は、「電車男」と同類の話といえましょう。
「美女」(顔のことよりも、心において「美女」)に出会うまで、
オトコは誰でも多かれ少なかれ、「野獣」みたいなものです。

「野獣」の部下は皆モノに変身させられていた、というのも象徴的ですね。
人格的な関わりというよりも、道具・手段としてしかみなしていない。
自己中心的な生き方をすると、M・ブーバー流に言えば、
「我―汝」の関係ではなく、「我ーそれ」になってしまいます。

「野獣」が自分の都合や欲望よりも、「美女」の願いを中心にして生きるようになると、(映画では、野獣は一旦殺されますね。)
真に人間として生き返ります。
ここに、モテる生き方のヒントがありますね。
「愛されることよりも、愛することを」・・・

この記事を読んでいる「美女」のみなさま・・・
「王子様」は意外なところにいるものなのです。
経済的な「野獣」もいるし、仕事の「野獣」もいます。
オタクな「野獣」までいます。
外見的にはさえなくても、あなたの魔法の愛で、
「野獣」は真の人間となることができるかもしれませんよ。
「野獣」の対極にある「ガストン」的存在にだまされず、
良縁に恵まれますように・・・

ところで、最近は男性が恋愛に消極的で、女性の方がいわゆる「肉食系」となっていますね。
これでは、「美女『も』野獣」でしょうか・・・

「美女と野獣」は恋愛において、多くの示唆を与えてくれます。
婚活や恋愛を考えている人にとっては、教科書的作品といえましょう。


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てんてん《TenTen》
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