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「愛(自作曲)」(新約聖書1コリント13:4~8)のX投稿と楽譜※2種類

 聖書の中でも最も美しい言葉、完全な愛の定義として知られる、新約聖書1コリント13:4~8へ曲をつけて自分で歌ってみました。今回は、新共同訳と聖書協会共同訳の2種類で歌い、fm.standとXに投稿しました。

新共同訳版


聖書協会共同訳版

 このテキストでの新共同訳と聖書協会共同訳は、だいたい同じような訳文になっていますが、微妙に違います。
 それぞれ紹介します。

新共同訳

愛は忍耐強い。
愛は情け深い。
ねたまない。
愛は自慢せず、高ぶらない。
礼を失せず、自分の利益を求めず、
いらだたず、恨みを抱かない。
不義を喜ばず、真実を喜ぶ。
すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
愛は決して滅びない。

新約聖書1コリント13:4~8新共同訳

聖書協会共同訳

愛は忍耐強い。
愛は情け深い。
妬まない。
愛は自慢せず、高ぶらない。
礼を失せず、自分の利益を求めず、
怒らず、悪をたくらまない。
不正を喜ばず、真理を共に喜ぶ。
すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
愛は決して滅びません。

新約聖書1コリント13:4~8聖書協会共同訳

5節、6節が明らかに違います。

 元々この歌(新共同訳の方)は、2000年頃、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番の第2楽章を聴いていた時に、ふと与えられたものです。
 一方、聖書協会共同訳の方は、2024年6月2日(日)の朝、この曲を録音、公開しようと思い立った後、主日礼拝中に、この聖書箇所を読むと与えられました。自作曲の編曲という形ですが、聖書協会共同訳への作曲は初めてとなります。

 ところで、このテキストの「愛」のところに、
自分の名前をあてはめてみたら、どうなりますか?
 「○○は忍耐強い、○○は情け深い・・・」
 全部当てはまる人は、はたしているでしょうか?
 そう、私を含めて、ほとんどの人は、なんと「愛」に遠いことでしょうか・・・
 完璧にあてはまるとしたら、イエス様だけかもしれません。
 「イエス様は忍耐強い、イエス様は情け深い・・・」
 完璧にはほど遠い存在である私たちですが、
 それでもなお、イエス様が、
互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13:34新共同訳)と命じられましたから、私たちも、愛を実現していきたいものです。

楽譜を2種類とも公開します。

新共同訳版

聖書協会共同訳版


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