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導かれて貴船神社と鞍馬寺、そして星田妙見宮(2)
この記事は、一つ前のつづきです。
貴船神社側から鞍馬山を修行のように歩き回った翌日、私は大阪府交野市の星田妙見宮に行きました。
今回の関西滞在は、セッション後に淡路島の磐座を巡る気でいたんですけど、なーんか心が決まらず。最終的に、宿やレンタカーを予約するところまで至らなかったんですね。
そこで、最近やけに友人知人が訪れている鞍馬寺に久しぶりにお参りして、あとはなりゆきで決めましょか……と、ゆるーいプランで来ました。
そうしたら、セッションでお会いしたクライアントさんから、枚方市の意賀美神社と、交野市の星田妙見宮と磐座神社を勧められ、心のアンテナが反応。「ほしだみょうけんぐう」という響きに、ときめいたのです。
あ、ここかもしれない、今回訪れる場所は!
でも、ひと通り、御祭神とか伝説とか、それぞれの神社については調べましたよ、やっぱり。
磐座神社はなぜかすでにGoogleマップの「行きたい」リストに入っており、気になる度100%ですけど、車必須な場所にあるため、今回はパス。
意賀美神社は、ほほう!敷地内にゼロ磁場があるとな。興味をそそられますなぁ。何か感じるかしら?
星田妙見宮は『君の名は』の隕石が降ってきた話のモデルと言われている神社……。なんか宇宙が近そうね。やっぱり気になるなぁ。
うーん、じゃあ意賀美神社と星田妙見宮に行こうかな。
枚方市駅から徒歩で行ける意賀美神社をささっと参拝して、次に星田妙見宮…と思いつつ、たまたま見かけた「良さげなイタリアン」に入ったら、目の前の壁に星田妙見宮のお札が貼られているではないですか。
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(そのお店、美味しかったのでお勧めです。人気店のようなので、平日ランチも予約する方がいいかも)
お会計の時に、お札を指差しながら「ここ(星田妙見宮)良いですか?」と、お店の方に尋ねると、彼女は大きな瞳をさらに大きく見開き、私としっかり目を合わせてから「すっごくいいです!」と、激推し。
あーこれは確定だ。
『上の人たち』も「何はともあれ星田妙見宮に行け」と言っている。
と言うわけで、電車とバスを乗り継いで星田妙見宮へ。
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星田妙見宮一帯、そして交野市は普通の住宅地ながら、エネルギーが不思議な場所でした。型抜きした後のクッキー生地のように、空が宇宙に向かって抜けていて、「地球と宇宙を隔てている、目には見えない天井のようなもの」が、薄かったり、なかったり。
星田妙見宮は空海さんがこの地で修行していた時に、北斗七星が降ってきたことから、信仰が始まった場所なんですって。
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主祭神としてお祀りされているのは、天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)、高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)、神皇産霊大神(かみむすひのかみ)の造化三神……なんですが、もともとは神仏習合なので、仏教の呼び方だと、北辰妙見大菩薩(ほくしんみょうけんだいぼさつ)だそうです。
(神社の詳しい説明は、こちらの仏壇屋さんのサイトがわかりやすかったです。ご参考までに)
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『北辰』とは北極星のことで、この北極星こそが宇宙の「根本の神」。造化三神のお一人・天之御中主大神も天の中心に位置する始原神ですから、呼び方が違うだけで、お働きはどちらも同じですね。
この「宇宙の根本の神なる存在」を、人は「北極星」と呼んだり、「父なる神」や「創造主」と呼んだり、「天之御中主大神」と言ったりしているわけで、つまるところそれは全部同じ『宇宙の源=The Source of the Universe』。
私たちはこの『宇宙の源=The Source of the Universe』から分裂して、地上に降りてきて、あれやこれやいろんな体験をしながら、いずれは全員この「根本/大元」へと帰っていく。
そして『宇宙の源』と私たちの間にいるのが各々のハイヤーセルフで、ハイヤーセルフと繋がり、そのガイダンスに耳を傾けながら生きることは、『宇宙の源』に戻る直通エレベーターに乗ること、と私は理解しています。
ちょいと話が戻りますが、鞍馬寺のご本尊は、宇宙の大霊であり、宇宙の真理そのものである『尊天』。この『尊天』に近づき、神人合一して生きることを目指すのが鞍馬寺の信仰です。
平たく言い換えると、これも「自分のハイエストセルフ(最高次元のハイヤーセルフ)とつながり、できる限り『宇宙の源』に近づき、一体化して、『神としての自分』として生きて行こうぜ!」って教えでしょうから、鞍馬寺も星田妙見宮も、神仏が人間に伝えたい主旨は、ほぼ一緒だと思います。
なるほど〜だと、思いません?
今回、私の『上の人たち』が私を鞍馬寺と星田妙見宮に導いたのは、これを伝えたかったからだと思うのですよ。
おみくじの内容もほぼ同じで、どちらも「尊天 or 神様(宇宙の源ね)を拝し、真我(ハイヤーセルフの状態)で生きよ」と仰る。
1度言われただけだと、すぐ忘れちゃうかもしれないけど、2度言われたら記憶に残るもんね。私の忘れっぽさを考慮して、念押しされたのかな?
地球の大変容、大きなシフトが起こる2025年がスタートする前に、分かりやすく一番大事なことを教えていただいて、道を示していただいて、ありがたいなぁと思いました。
神様仏様も、それ以外の『上の人たち』も、みんな親切〜♡
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星田妙見宮の参道の最後にある『登龍の滝』の前で、いつもの『天と地をつなぐワーク』をしてから、「神様、いらっしゃいますか?よろしければエネルギーを感じさせてください」と問いかけたら、間髪入れずに、頭に何か落ちてきました。
雨?いや、もうちょっと重量があるな。も、もしや………?
最悪のケースを想定して、ティッシュでそっと頭に触ったところ、やっぱり鳥のフン!!!!!ギャ〜ッ!!!!!
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幸い、ブツは黒で、硬めコンパクトサイズだったため一拭きで取れ、すぐそこに御神水もあったので、ティッシュを濡らして髪を清めることもでき、応急処置はスムーズに済みましたが、神様、これはどういう意味ですか?
「おるよ〜」ってこと? それとも「ウン(運)つけといたで」って、お知らせ? あまりにタイミングが良すぎてウケるわ。
やっぱり、ここも大阪の神社だからなぁ。
神様仏様、最後の最後に笑かしにきてるのかもしれん…そう思いながら、夜の新幹線に間に合うべく、小走りに神社を後にしました。
星田妙見宮と交野市は、近いうちに、また行くと思います。
あのイタリアンのお店にも、お礼参りしなくちゃ☆
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