贈り物に高級ふりかけ錦松梅
子供の頃から落語を聴いている。落語ファン歴は50年になる。
キャリアは長いが特に詳しいということはなく、趣味のひとつとして楽しんでいる。
最初に覚えた落語家は誰だっただろう?
巨泉のテレビ番組に出ていた円鏡(のちの8代目の圓蔵)だったと思う。歌がヘタな人でアコーディオンの横森良造の伴奏で調子の外れた歌を唄うのがおかしかった。
後年、浅草演芸ホールの前で見かけたが、サービス精神満タンで客を呼び込んでいた。
志ん朝も結構早く知った。といっても彼の噺を聴いたのは大人になってからだ。
高級ふりかけの錦松梅という商品がある。このCMに志ん朝が出ていた。歯切れの良い江戸弁で演じるさまは子供ごころにも響いた。
志ん朝は早く亡くなった。惜しい。芸人は死ぬと芸まであの世に持っていく。
さて、業務用ののりたまを買った。内容量250gの商品でスーパーで大袋として売られている58gの4倍以上入っている。これを空になった大袋に小分けに入れて当分楽しめそうだ。
本当は錦松梅の器に入れたいが、これは自分では手が出ない。いつか石油王と結婚したら錦松梅を買い、のりたまを入れて毎日食べたいと思う。