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東京港区住まいからフランス郊外に移住した理由

Bonjour ! 「フランスの郊外ぐらし」です。

現在、フランス郊外に住む30代です。

以前、私は、東京港区に住んでいました。
麻布とか六本木ではないですが、田町駅というそれなりに便利なところに住んでいました。

そんな私が、なぜフランス郊外に海外移住したのか。

それは、色々な理由がありますが、大きく3つです。

  1. 未来がある程度見えている道を進みたくなかったから

  2. フランス郊外の暮らしに惚れたから

  3. 旦那がフランス人だから

私の中で一番大きい理由は、1番目の「未来がある程度分かっている道を進みたくなかったから」。

私は、東京の大企業に勤めており、いわゆるバリキャリでした。普段の生活の大半は、仕事をしめていて、私の人生は仕事中心でした。
このまま進めば、昇進していい給料をもらって、東京で子供を育てて、それなりに安定した生活ができる。だけど、その未来はなんとなく想像がつく未来でした。
お金を貯めて、都内のマンションを買って、長期休暇の時は、5日間くらいで海外旅行や国内旅行に行ったり、週末は都内のレストランで食事、子供には小さい時から塾に行かせ、習い事をさせ、都内の公園で遊ばせる??
うーん。なんか、この未来ワクワクしないなぁ・・・。

私は、どちらかというと自然が好きで、都会のライフスタイルも好きだけど、それをずっと続けたいとは思っていなかったんです。
それより、よく海外ドラマとかに出てくる、大きい家と庭、プールがあるとか、1ヶ月バカンスとか、そういう生活のほうが、魅力に感じていました。

このまま過ごしても安定しているけど夢見ていた生活じゃない。それより、ワクワクする未来を選んだほうがいいんじゃないか。今あるものをリセットするのは怖いけど、それよりも面白そうな人生の選択をした方が、後々悔いが残らないんじゃないか。と思い、東京生活をやめました。

では、なぜフランス郊外を選んだのか。
旦那がフランス人であり郊外出身だから、というのは大きい理由ですが、私の求めていた生活ができる場所でもありました。

気候がよく、フランスののどかな景色があり、そして、食材の質が高い。私が住んでいるのはフランスの中都市まで車で25分。家の周りは自然に囲まれているけど、スーパーは車で6分で生活も便利。多分、日本にもそういう場所があるだろうけど、縁がなかったです。
そして、ここは、山には1時間半くらいで行け、海も2時間で行けます。大きな湖だったら20分で行けちゃいます。
私は、アウトドアアクティビティが好きなので、東京にいたときは、レンタカーを借りて、片道2~3時間かけて登山をしに行ったり、ヨットやサーフィンをするために、2~3時間かけて海に行ってました。
アウトドアアクティビティをするために、東京住まいは少し大変でしたね。道具を収納するスペースがあまりないし、レンタカーを借りたり、電車で大きな荷物を持っていくのは移動が大変だったり。

そんなことで、フランスの郊外の暮らしに惚れ、私のやりたい生活はここだ!と思い、その直感を信じて、フランス郊外移住を決定しました。

これが、私の、東京港区住まいから、フランス郊外移住した理由です。

すでに、海外移住してから2年ほどが経ちますが、未だに、これからの未来が大きく見えているわけではなく、日々の新しいことがあり、ワクワクした生活を送っています。
その一方で、海外移住することで、たくさんのことを失いました。それについては、また別の記事で書いていこうと思います。

それでは。 à bientôt!


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