働く女性の不倫のはなし その1
私は、都内で働く男性の会社員です。営業という仕事柄、様々な方に出会い、仕事の話だけでなく、プライベートの話もします。色々と打ち解けた仲になると、相談を受けることが多いのが、不倫の話。
男性は、わりとあけすけに話す人が多いのですが、女性は、話しても大丈夫そうな男性に、実際のところはどうなんだというお相手の悩みや、異性から見た見え方を知りたいと打ち明けてくださったりします。私は、お話を伺うにつれて、驚くような話も多く、特に女性の不倫は、仕事と家庭、様々なことがありながら、どこかで話したい、どこかで女として輝きたいということが多く見えて、深い社会問題のように考えるようになりました。女性が社会に出て、活躍すればするほど、この不倫ということや、「自由に恋愛したい」という悩みは深くなるように思いますし、働く女性の幸せや、キャリアパスはどうあるべきなのかと考えるようになりました。不倫の話は、タブーとされることが多いですが、逆にオープンに話し合える環境になったほうが、問題点や、一見、不倫に見えるが、男性社会に性を通して支配されているように見える弱い立場の実態など様々な新たな社会問題が見えてくるように思うのです。これまで色々な立場の方からお聞きしてきた事例を通して、その不倫や恋愛を通して見える女性が競争社会で働いていくことについて考えていきたいと思います。理解をしていただくために、オープンに書きますので、性表現がどぎついこともあるかもしれませんが、できるだけ理解のためのわかりやすさとして書きますので、ご容赦ください。次回は、ケース1を書いていきたいと思います。