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【ヒートショック対策】血管をツルピカにするハーブ風呂のススメ

 今回は寒い季節に起こりやすいヒートショック対策に有効な「ハーブ風呂」についてお話ししていきたいと思います。ハーブ風呂は身体を温めて冷え性解消を助けると同時に、ヒートショックや突然死を防ぐこともできます。

 お風呂で亡くなってしまうという痛ましい事故が起こってしまうのは、ある「してはいけないこと」をしてしまっているからです。正しいお風呂習慣についても触れているので、ぜひ最後までお読みください。


注意!お風呂場で起こる健康リスク

 ヒートショックとは寒い脱衣所から温かいお風呂に入って失神や脳卒中、心筋梗塞といった症状を起こしてしまうことです。この根本的な原因は、血管が老化して弱くなっていることです。歳を重ねるごとに血管に様々な老廃物が溜まり、運搬機能が落ちていきます。

 怖いからお風呂に入らない、というのは逆効果です。もちろん普段からシャワーで済ませる方も多くいらっしゃると思いますが、自律神経を整えるという意味でお風呂は一般的になかなか優秀な疲労回復法です。現に私もお風呂愛好家ですし、無理に我慢することはありません。だからこそ、正しい対策でお風呂を楽しむ必要があります。

お風呂の意外なチェックポイントとは?

 また、疲れのあまりお風呂で寝てしまって溺死というケースも存在します。実際に私もお風呂でウトウトしてしまって30分以上経ってから目覚めたことがあります。スマホを見ていたりすると尚危険です。

 これらの原因は浸かっているお湯がぬるすぎることです。基本的には40〜42度、10分弱入っていられる程度の温度を目指しましょう。

 普通の追焚き機能の設定温度は出てくるお湯の温度であって、実際の湯船の温度ではありません。ですから、湯温計を浮かべてチェックすることが重要です。こちらはAmazonなどで簡単に買うことができます。温度を上げることによって代謝も免疫力も向上していきます。

「体がぽかぽかに」ハーブ風呂のススメ

 さらに、ひとつ工夫して欲しいのがハーブを入れることです。私は必ずしも西洋ハーブにこだわる必要はないと考えています。例えば、日本の伝統的な薬草ではスギナ風呂が最強だと言われています。ヨモギ風呂や大根葉、はたまた漢方など薬湯の世界は幅広いです。薬草は毛細血管を中心に血管を収縮させ、全身を温める効果があります。

 要するに、お風呂に植物のエキスを入れるとものすごく体がポカポカしてくるんです。Amazonや楽天で売っているヨモギを買ってパックに入れ、鍋で煮出したものをパックごとお風呂に入れます。次の日のスッキリ具合が段違いです。西洋ハーブでも種類に関わらず作れます。古くなったハーブティーを入れたって良いんです。

 ただし入浴剤として売られているハーブはオススメしません。少し手間はかかりますが、市販されているそのままのハーブや薬草を使ってください。

面倒くさがりにとっておき「ハーブ風呂の時短裏ワザ」

 面倒くさがりなあなたには、私も行なっている極秘の方法をお伝えします。

  1. ヨモギを日本酒の瓶の中に入れて振り、1日以上寝かせる。安い日本酒ではなく、それなりのものにしてください

  2. コップ半分くらいお風呂に入れると、ヨモギの良い香りが広がります

 こうすることでハーブや薬草の健康成分が肌から吸収されていきます。シャワーヘッドや浄水器をつけて塩素を抜いたお湯にすることにも注意してください。

 植物のパワーを全身に感じて、快適なお風呂ライフを楽しみましょう!最後までお読みいただきありがとうございました。

 



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