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バレエ留学をするデメリット

Bonjour !

フランスバレエアカデミーHarukaです。

以前、フランスへバレエ留学をするメリットについての記事を書きました。

バレエ留学にはメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。今回の記事ではそのデメリットに焦点を当てて、書いていきたいと思います

バレエに限って言うと、留学をするデメリットはほとんどありません。デメリットの多くは国が変わることに関してのものが多いです。留学をする=国が変わるということなので、身の回りの環境の変化や異文化への対応など、バレエとは直接関係がないところで違和感や不便さを感じたりします。

上記の点を踏まえた上で、お読みいただけると嬉しいです!


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デメリット① メソッドが違う



1つ目のデメリットは直接バレエに関係すること。

バレエには異なるメソッドが存在します。代表的なもので言えば、フランスメソッド(パリ・オペラ座)ロシアメソッドRADメソッド(ロイヤル・バレエ団)など。フランスはもちろんフランスメソッド。日本とでは教えているメソッドが違うため、日本で習っていたメソッドからフランスメソッドへシフトする必要性があります。

ここで問題となるのが、自分は何メソッドで踊っているのかを知らない生徒が多いということ。日本のバレエ教室はロシアメソッドで教えている教室が多いですが、教室によっては異なるメソッドが混在していたり、先生のオリジナルメソッドで教えている教室もあります。メソッドが統一されていないというのは日本のバレエ界の大きな問題点でもあります。


日本のバレエ界の課題についてはこちらの記事でも紹介しています。


私自身、日本ではロシアメソッドを習っていたため、フランスメソッドを1から学び直す必要がありました。日本で習ったことをゼロに戻し、クセを矯正し、メソッドを1から学び直すというのは簡単なことではありません。もちろん時間もかかります。このデメリットを回避するためには、早い段階で海外に留学し、良き指導者に出会えるかどうかがカギになってきます。


デメリット② 英語圏ではない



2つ目のデメリットは語学に関すること。

フランスへ留学すれば、もちろんフランス語での生活がメインになります。バレエレッスンもフランス語で受けることになります。

フランスの公用語はフランス語のため、英語圏ではありません。日本の学校でフランス語を教えることはほとんどないので、いきなり馴染みのない言語の中に飛び込んでいくことになります。フランス語は音はキレイだけど、英語に比べて規則性がなく、発音が難しいというイメージがあり、苦手意識を持っている方も多いです。

事前知識が乏しいため、語学のハードルはアメリカやオーストラリアなどの英語圏と比べると高めです。しかし裏を返せば英語圏ではない=ハードルが高い=日本人が少ない=差別化になるということでもあるので、諦めずに、挑戦してみてください!


デメリット③ 食生活が変化する



3つ目のデメリット、これはバレエにも関係してきますね。食事について。

国が変われば食生活も大きく変わります。海外に出て、海外の食生活に触れると、日本の食生活がいかにヘルシーかが分かります。日本の主食はお米のほか、野菜や大豆などもありますが、海外の場合は小麦製品や乳製品、お肉が多いです。フランスの場合は特にパンやパスタ、チーズなど、美味しいけど太りやすいものが多いので、常に摂取カロリーと消費カロリーのバランスに目を光らせておくことが大切です。

留学する時期が思春期と重なると、体重が増加したり、体型が大きく変化したりと、バレエに影響を及ぼすことも考えられます。誘惑に負けて食べ過ぎたり、太りすぎないよう、日本にいる時以上に自己管理が重要になってきます。

まとめ


今回はフランスへバレエ留学をするデメリットについてまとめてみました。

デメリットをデメリットとして捉えるよりも、デメリットをひっくり返してメリットとして捉えることで、留学のチャンスも広がります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、à bientôt !