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細いけど体力ある!バレリーナの体の秘密

フランスバレエの専門家、harukaです。

私がバレエを習っていると言うと必ず聞かれる質問があります。

それは

「バレリーナって何であんなに細いのに長時間踊り続けることができるの?」

という質問。

それに対する答えはいつも

「小さい頃からバレエ三昧で、毎日何時間も練習していると自然と体力がつき長時間踊れるようになった」

でした。

でも今考えると筋肉が大きく関係しているような気がします。

なぜ細いのにあれだけ体力があるのか?大前提から考えてみました!

そもそも筋肉とは?

動物の持つ組織のひとつで、収縮することにより力を発生させる、代表的な運動器官である。                                                                    引用元: Wikipedia

運動器官ということは人間の体を動かすためには筋肉が必要です。

そのためバレエを踊るためにも当然筋肉が必要です。

しかしサッカー選手やラグビー選手のようにムキムキに筋肉をつければいいというわけではありません。一般的に筋肉は大きく分けて2つの種類があります。

アウターマッスルとインナーマッスルです。

2種類の筋肉の違い

アウターマッスルは手で触って確認できる表面的な筋肉(三角筋や大胸筋など)、インナーマッスルは体の奥深くにある筋肉のことです。

バレリーナが鍛えなければいけないのは身体の土台となるこのインナーマッスルです。

もちろん、骨を守るためにアウターマッスルも必要ですがインナーマッスルを鍛えることで関節運動がスムーズになり、猫背や腰痛といったトラブルも防げるようになります。

ただしインナーマッスルは目には見えづらく、アウターマッスルに比べて筋肉が小さいので意識的に集中的に鍛える必要があります。

バレエはスポーツであり芸術です。従ってスポーツ選手のようなムキムキの筋肉よりも、表面的には見えない柔らかくしなやかな筋肉が必要になります。

インナーマッスルのメリット

確かにバレエの動きは細かい動きや、バランスなどインナーマッスルを使わないとできない技が多いなーということに気づきました。

それを小さい頃からずっと行ってきたので表面的には見えない筋肉が発達し、細いけれど体力はあるという体が出来上がったのだと思います。

でもこれはバレエだけに限らず日常生活でも役に立ちます。

インナーマッスルのようにしなやかで柔らかい筋肉を鍛えるメリットは

・ 伸縮自在で衝撃を吸収できるので怪我をしにくい
・ 関節の可動域が広く柔軟に動かせるので疲労が溜まりにくい
・ 体内をめぐる血行も改善されて肩こりや腰痛が和らぐ
・ カラダ全体の血行が促進され基礎代謝量が高まるので太りにくくなる
・ 可動域の広がりによって緊張が緩和されるので老化しにくくなる

など・・・魅力的なメリットがたくさんあります!

日常生活でも有酸素運動やマッサージなどで柔らかい筋肉を目指しましょう!