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Kashiwaといえばこれ!な領域を本業で考えてみる
はじめに
木下斉さんのチャンネルで配信されているジブン株式会社RADIO。みきやさんとせいふふさんの対談で『この人といったらコレ!、という領域を作ること』という表現がありました。
私が本業ではIT企業でプリセールス※/技術営業の仕事を担当しています。本業の中で、Kashiwaといえばコレ!、という独自性を出せているか考えると、まだいま一歩かなと感じます。
※営業担当者と一緒にお客様を担当して、どちらかと言うと技術面や契約面のお話を差し上げるポジションです。また私の会社ではメルマガ施策やコラム執筆なども担当してます。
みきやさんとせいふふさんのお話を聞き、私が周囲にKashiwaといえばコレ!と言ってもらえるにはどんな状態を目指せばいいか考えました。
一般的なプリセールス・技術営業の課題
課題として一番わかり易いのは、「技術には強いがビジネス理解が浅い」もしくは「ビジネスには強いが技術的な提案が難しい」のように、どちらかに偏ってしまうことです。
弊社では会計システムを扱っているので、顧客へ説明する際は顧客の経理部門の方が出席されることが多いです。ただし経理部門の方々は必ずしも会計システムに明るいとは限りません。
そのため、エンジニアを想定したシステムの技術についてゴリゴリ説明してもお客様は困ってしまいますし、反対に会計のことをお客様に聞かれて『はて?仕訳やら売掛金とは何ですか?』と簿記3級レベルのこともわからない状態では、お客間も困惑してしまいます。
仕訳:企業や個人事業主の取引を借方と貸方に分類し、帳簿に記載する作業。簿記の基本的な業務で、経理や会計担当者が行う。
売掛金:商品やサービスの対価として将来的に金銭を受け取る権利
また、プリセールスというポジションがあまり一般的でないため、両方できる人がそんなにいないのもあります。
実際、弊社のような小さなベンチャーでプリセールスを採用募集しても、少なくとも2年近くの間新しい人は入社していません。
じゃあ私はどうなのかと言うと、私自身は会計の知識は2社目のベンチャー時代に経理も担当していたこともあり、全くちんぷんかんぷんで困ります、という状態ではないです。
ただ、今回のお二方の対談をきっかけに、弊社の扱う会計システムの技術について、まだまだ伸ばす余地があると感じました。
目指す強み
また、自分の強みとなる領域を作るにも、すでにライバルがたくさんいる領域ではあまりうまみがないのかなと感じてます。
というのと、私は2社目ではバックオフィスを担当していましたが、私よりもバックオフィス歴が長い人も、バックオフィス勤務を希望する人もいくらでもいる職種なので、今ひとつ自分が頑張る必要性を感じられず、私は1年半で辞めてしまいました。
でも今のプリセールスに関しては、幸か不幸か採用募集をかけても応募のないポジションです。またLinkedInなど見ていると、経験豊富なプリセールスの募集が他社さんにもたくさんありました。
今のプリセールス業務でも『会計×技術』という組み合わせにこそ、Kashiwaといったらコレ、という自分の強みを見出せると考えた次第です。
この強み領域があれば、会計システムについてあまり明るくない経理部門の方にも『素人の目線』で説明したり、解決策を提示できると思いました。
また、プリセールスというポジションなので、技術メンバーとお客様の橋渡し役としても貢献できると思います。
具体的な取り組み
番組を聞いてから、まずはシステムの初歩的な資格があるので、そちらの取得を目指すことにしました。
また、学んだことをアウトプットするため、弊社のコラムにて『会計×技術』をテーマにした情報発信も引き続き行おうと思います。2人の対談で学んだ『この人といえばコレ!』を目標に、システムの勉強を続けます。
まとめ
ジブン株式会社RADIOのみきやさんとせいふふさんの対談をきっかけに、『会計×技術』という領域を磨きたいと考えました。希少なプリセールス担当として、社内に価値提供を目指します。
音声配信でのインプットを行動に移し、皆さんもぜひ、『ジブンといえばコレ!』なものを見つけて、もっと楽しく仕事していきましょう。
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