円安の恩恵?
このところ、外出するとどこにいっても海外からの観光客が多いですよね。
Facebookのタイムラインを見ても、友人知人がいつの間にか日本に入国して、1週間くらい日本を満喫してから帰国しているパターンがちらほら。
以前はアジア各国+大学の第二外国語にありそうな国からの観光客が多かったけれど、最近は「それ、どこでしたっけ?」という国からのお客様もとっても多い。道を歩いていて聞こえる外国語も、「単語を聞く限りスラブ系の言葉っぽいけど、どこ!?」みたいなことが沢山。それだけ、世界的に見ても現在の日本の物価がお得感あるのだと思います。(私が子供の頃は、日本国内を一週間旅行するより、海外に行くほうが安いという認識だったんですが、もはや今では信じられませんね・・・)
そんなわけで、もともと日本と同じか高いくらいだった物価水準の国の人にとっては、現在の日本の物価はかなり割安感あります。昔は、諸外国と比べて日本の物価が高かったので、日本に来た人には私が必ずご馳走していたけれど、ここ最近は「今は円がかなり安いから、今回は私がご馳走するよ」と言ってくれるんですよね。申し訳ないやら、なんやら。
円安の時に恩恵を被る事業は、輸出です。日本の商品を海外に売って、外貨を稼ぐ仕事です。
そこで、これをWCSのオーガナイザー業に応用できないか、考えました。そう、ひとつ前の投稿で言及したスポンサーを、国内でなく海外から見つけてくるのです。
日本国内でスポンサーを見つけようと思う限り、(たとえば)10万円はあくまでも10万円です。10万円の価値は変わりません。しかし、海外でスポンサーを見つければ、支払元にとっては10万円が2割も3割も安くなる。これが為替変動の利点です。日本でスポンサーを見つけるのが難しければ、海外で見つければいいのです。(逆に、円高の時は海外で見つけることは難しいと思います。円安の時だからこそできる裏技ですね。)
というわけで、WCS JAPANは海外のスポンサーを見つけることに成功しました!まだ契約を結んでいないので詳細はお出しできませんが、将来的に色々コラボもできそうな相手先です。
日本からでも、海外のコラボ相手を見つけることができる。それが難なくできるようになったのが、21世紀。そう思います。
(今日の写真は、旧・前田侯爵邸で開催されたコスプレイベントにて。私の大好きな西洋館のひとつです。)