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ニコニコ動画出身のシンガーソングライター橘田ほのか、アニソン界志望から転身の舞台裏を語る(後半)
#2 橘田ほのか(後半)
インタビュー前半では、音楽を始めたきっかけや、シンガーソングライターとしての原点について語ってくれた橘田ほのかさん。後半となる今回は、彼女の音楽について、そして今後の展望を語ってもらいました。
前編はこちら↓↓↓
”少しひねくれた言葉と柔らかい歌声”をのせた音楽誕生の瞬間とは?
ーシンガーソングライターとしての活動を始めてからの楽曲作りに関してお伺いします。レコーディングの際のバックバンドとか、編曲ってどうされてるんですか?
生のバックバンドをつける時もありますけど、ものによってはDTMで作ってもらうこともあります。
ニコニコ動画時代の知り合いがそのまま作曲家になっていたりもするので、その繋がりで編曲をお願いしたりすることもありますね。
ー音楽が湧き出る時に何か決まったルーティーンがあったり、決まった場所で作ったりしますか?
基本的に自分の部屋で、ベッドに座りながら、ギターを持ってる時ですかね。
自転車に乗ってる時とか、お風呂に入っている時も浮かぶのは浮かぶんですけど、絶対忘れてしまって覚えていないので(笑)。
きちんと書き留められる場所にいる時でないと曲はなかなか書けないです。
ーそういう時って、歌詞から作るんですか?それともメロディーから?
どうなんやろう、、、結構曲によると思います。
基本的には、ギター弾きながら歌詞もメロディーも同時並行で作ることが多いです。
歌詞から全部書き切ってしまうことはないですね。
どちらかというと、コードとメロディーの方が先かもしれないです。
ー橘田さんがインスピレーションを受けている人や、よく聞いているアーティストさんはいますか?
んー、そうですね、aikoさんは小学生の頃からずっと聞いていて、あとはバンドだったらsumikaさん、声優・アーティストとして活躍されている坂本真綾さんとか。
あとは「シンガーゾングライターっていいな」と思うようになったキッカケでもある、藤田麻衣子さんもよく聞いていて、自分のロールモデルというか、目標でもある方です。
中学生の頃にハマっていたゲームの主題歌を歌われていたのがきっかけで知ったんですが、ご自身で作詞作曲されていて、ライブやツアーのパワフルな活動もすごく憧れています。
私自身あまり広く音楽を聴いているわけではないので、聴いているものには全てインスピレーションだったり、影響だったりを受けていると思います。
ーなるほど。aikoさんの曲でギターの練習とかもしてました?
はい、aikoさんの曲ってピアノでよく弾くような難しめのコードが多いですよね。
最初はそれでギターの練習をしていたので、そのせいか単純なメジャーコードとかマイナーコードじゃないコードがすごい好きです(笑)。
マイナーフラットファイブ(コードの一種)が入っている様な、結構ややこしい曲が好きです(笑)。
ーご自身の曲の中でコードが難しい曲とかってありますか?
私自身、あまり考えて作ってないっていうのが本音なんですけど(笑)、コードチェンジの回数が多かったり、出てくるコードが多かったりするらしいんです。
1個2個で済むところの真ん中にちょっとコードを入れて遊びたくなってしまうので、そのせいだと思います(笑)。
ライブハウスの店長さんとか、よく観に来てくれる人からはよく、「難しいことしてんな〜」って言われます(笑)。
ネガティブな言葉も、ぜんぶ素直に歌に。
ー橘田さんご自身の音楽性や方向性、楽曲作成で意識していることなどはありますか?
うーん、私は性格が、、、あんまり前向きではないので(笑)、結構ネガティブな言葉が出てくることもあって。
でもそこは隠さず、自分から出てきた言葉で曲を作るようにしています。
考えすぎたら綺麗事になってしまったりするので、出てきた言葉をできるだけ素直に書くことを意識してます。
あとは、メロディーに言葉がハマるかどうかは結構気にしていますね。
ー橘田さんにとって「音楽」とはどんな存在ですか?
両親が音楽が好きで、特にお母さんが歌が好きだったのもあって、割と小さい頃から『当たり前にあるもの』です。
自分が曲を作るということに関しては、『自分の気持ちアルバム』みたいな存在かなと思っています。
後々聴いた時に「この時(曲を書いた時)、こんなことを思ってたのか」って、”自分のことを教えてくれるもの” みたいな部分はありますね。
シンガーソングライターとして、そしてその先に目指す場所
ーシンガーソングライターとして活動されている中で、挫折や葛藤はありましたか?
音楽や活動をやめたい!と強く思ったことはないですね。
でも、希望を与える、誰が見てもかっこいいアーティストというのはたくさんいますが、「私はそうはなれないなー」と活動している中で感じました。
それが小さな挫折かもしれないです。
それでも私のいいところや他の人にない魅力が必ずあって、きっとそれを支持してくれる人がいるから開き直って素のままいられるんだと思います。
それに気づけたのも、見に来てくださるファンの方や、ライブハウスで気にかけてくれるスタッフさんのおかげですね。
性格上すぐ休みたくなってしまいますが、辞めるという選択肢は未だに無いです。
続けるということが1番難しくて大切な事なのかなーと思うので、続けた先でしか出会えないキラキラに今もわくわくしています!
ー今後、アーティストとしてどのように活躍していきたいですか?
自分がシンガーソングライターとして曲を書いて、歌って、っていうのはもちろんなんですが、『楽曲提供』もしてみたいなと思っています。
誰かに自分の曲を歌ってもらえるようになりたいな、とも思っています。
ゲームや他の方の楽曲作品でもちょこちょこと歌わせていただいているので、そういった活動も広げられたらなと思っています。
必聴!アーティスト自身がおすすめする一曲
ー初めて橘田さんの曲を聴く人に聴いて欲しい曲は?
※画像のクリックで視聴可能。
ファーストシングルに入っている「答えあわせ」という曲です。
ライブでも定番の曲で、ざっくり言ってしまうと「社畜の曲」です(笑)。
曲調はすごくポップな雰囲気なんですが、歌詞は誰でも持っているようなネガティブな「辛い」とか「休みたい」みたいな感じなので、共感してもらえる部分は多いんじゃないかなと思っています。
1番バイトしてた時期に作った曲で、作った当時は『シンガーでソングライターなバイト戦士』っていう肩書きでやってました(笑)。
でもクオリティだったり声の感じだったりもどんどん変わっていくので、
1番新しい曲を聴いて欲しいのが本音ではあります(笑)。
ー最後に、この記事を読んでいる人にひとことどうぞ!
今はYouTubeでも、spotifyのようなサブスクでも気軽に音楽が聴けるので、たくさん聴いてもらえると嬉しいです!
綺麗事で終わらせない、飾らない言葉で歌う橘田さんの音楽は、多くの人のリアルな日々の感情に染み渡るはず。
まっすぐな目で語ってくれた 橘田ほのか さんの今後の活躍をお見逃しなく!!
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そして次回のSPOTLIGHTは、また新たなアーティストにスポットライトを当てていきますよ💡
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👤 フジオカシュウヘイ
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