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レフティのガットギターを手に、あたたかく柔らかいサウンドを届けるシンガーソングライターの素顔

福岡を拠点に、シンガーソングライターとして活動する「窪み(くぼみ)」さん。あたたかく優しいサウンドを創りだす彼女の活動背景や葛藤、そして今後の展望をお聞きしました!

窪み プロフィール

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久保ひとみ。てんびん座A型。1996年10月10日生まれ、福岡在住。レフティのガットギターで弾き語る。2015年、男女デュオ結成し活動を始める。同年、ヤマハ主催「ミュージックレボリューション」優秀賞受賞、ソニーミュージック主催「イナズマゲート2015」最終審査進出。2016年、自主制作CDリリース後にワンマンライブを経て解散。2017年、「窪み」としてソロ活動を始める。講師業の傍ら、福岡を中心とする九州各地のライブハウスやバー、カフェやレストラン等で精力的に活動を続けている。
(窪みオフィシャルサイトより)

レフティのガットギターで柔らかいサウンドを生み出す窪みとは?

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レフティのガットギターを使って弾き語りをしている窪み。

J-popが多いオリジナル曲の中でも、あたたかいサウンドをつくりたいと語る彼女は、最近フォークやボサノバなどにも手を広げているそうだ。

窪み「もともとアコースティクギターを使っていて、当時は今よりも疾走感のある曲を歌うことが多かったんですが、自分に合う楽器を選びたいなと思っている時にクラシックギターに出会いました。」

クラシックギターは、ナイロン製の弦が使われており、アコースティックギターに比べて温かく柔らかい音色を奏でる。

この温かみのある音色に惹かれ、クラシックギターを弾き始めて3年が経つという。

歌うことに関しては、楽器に触れていなかった中学生や高校生のころからライブ活動を始めたという。

彼女の母も昔、歌手を志してフィリピンから来日したそうだ。

それもあってか、幼少期から歌うことが大好きだった彼女の音楽活動を、家族はあたたかく応援してくれていると言う。

自分らしい音楽、への葛藤

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現在はフォークソングやボサノバを中心とした、あたたかいサウンドを楽しめる音楽を創るシンガーソングライターとして活動を行っている窪みだが、実は音楽専門学校時代からおよそ1年間、男女デュオとして活動していた。

デュオ解散から現在のスタイルで活動するに至るまでに自身の音楽性への迷いがあったそうだ。

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窪み「今もまだ悩み続けていることではあるんですが、”自分らしい声”ってなんだろうって自分の音楽の個性に悩んだことはありますね。

幼少期から椎名林檎や阿部真央のような強いアーティストさんに影響を受けて憧れていたたこともあって、昔はアコースティックギターをかき鳴らして強めな歌詞を書いていたので、あたたかい音楽を始めてからは昔から聴いてくれている人に、『もっと尖った方向に行って欲しかったな』って言われることも多かったです。

自分が行きたいと思っている方向と、周りから見た自分にギャップを感じていたので、”自分らしさ”ってなんだろう?って葛藤したことはあります。」

今は自分のやりたい音楽をやって、また別のことをしたくなった時にすればいいと思うようになったという。

講師業や全国の介護施設を回って元気を与える窪み

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シンガーソングライターとしての活動の傍、講師業や全国の医療関係施設で歌う活動も行っている彼女。

専門学校時代の先生の紹介で始めたと言うがどんなことをしているのか、聞いてみた。

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窪み「講師業は全く考えていなかったんですが、自分のアーティストとしての活動をいろんな観点から考えた時に、生徒さんの成長を見守ったりサポートすることは自分の成長にも繋がるんじゃないかなと思ってお引き受けしました。

また、介護施設での演奏依頼もよくいただきます。意外と『ジャズとか、おしゃれな曲をおじいさんおばあさんおばあさんに聞かせて欲しい』と言われているので、『英語とかようわからんわあ〜』と言われながらも(笑)こんなお洒落な曲もあるんだねって思ってもらえるように歌っています。」

海外でも、”窪みらしい音楽”を聴いてもらいたい

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アーティストとして今後の展望を聞いたところ、国内よりも海外で活動することへの興味を持っているようだった。

窪み「今は国内で、というよりも海外で活躍したいという気持ちが強いです。

今自分の勉強としても、ジャズを歌ったりしているので、そういったフィールドに入って頑張ってみたいなと思っています。

あとはアーティストとしても、しっかりと”窪みの色”を出せるような音楽を海外でも聞いて欲しいなと思います。」

窪み必聴ソング!

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最後に、窪みの曲をこれから聴くというリスナーにむけて、本人オススメの一曲を聞いた。

窪み「2020年8日サブスクリリースのアルバム名にもなっている一曲の『空中水泳』をぜひ聴いてほしいです。

最初は繊細な歌声から始まるんですが、終盤になるにつれてバンドサウンドっぽくなっていってサウンドがとてもおもしろい1曲です。

歌詞は自分自身が色々と葛藤していた心情をもとに出来ているんですが、最後は爽やかに終わる一曲なので、悩んでいる方もそうでない方も、聴き終わったらすごくすっきりした気分になるのではないかなと思っています。」

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自身の創る音楽のように柔らかい雰囲気をまとい、ひとつひとつ丁寧に言葉を紡ぎながら答えてくれた窪みさん。

彼女が創るあたたかいサウンドとその歌声は、あなたの何気ない日常をさりげなく彩る癒しの存在になるはず。

ぜひ聴いてみてくださいね!

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次回スポットライトを当てるアーティストもお楽しみに✨

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