繊細な歌詞とのびやかな歌声で、あたたかくも切ない音楽を創り出すピアノ弾き語りシンガーソングライターの素顔とは?(前半)
#17 さのめいみ。
繊細で芯のある声で風景の見える言葉と心を揺さぶるメロディラインを歌い上げるさのめいみ。さん。少年のような雰囲気をまとい、不思議な魅力を放つ彼女の素顔に迫りました!
さのめいみ。プロフィール
1998年1月28日生まれ、山梨県出身のピアノ弾き語りシンガーソングライター。2016 年 9 月に活動を開始して以来、都内のライブハウスを中心としたライブ活動や芝居のBGM音楽提供など、積極的な音楽活動を続けている。
また最近では、東京都内、近郊だけでなく関西にも赴き、活動の幅を広げている。繊細な歌声から力強い歌声まで表現と音域のレンジが広く、日本語の表現を意識して作られた歌詞とそれとぶつからないメロディーラインが魅力的である。(さのめいみ。公式コミュニティサイトより)
音楽を、物語を創るということ。
あたたかくありながらも、どこか切なさを感じさせるさのめいみ。の音楽。彼女の力強い歌声と繊細な歌詞との相性が、聴く者の心を魅了する。
そんな彼女の音楽は、”作家”のような感覚で創られているという。
さの「もともと”創る”ということが好きで、本を読むことも好きだったので、曲は物語を創る感覚で作っています。どちらかというと、”曲ができる” というよりも” 曲を創る” というマインドです。」
影響を受けているアーティストや、よく聴くアーティストについて聞いたところ、音楽は広く浅く聞いてきたとのことだった。
さの「ずっと長く聞いているのはBUMP OF CHICKENさん、音楽として衝撃を受けたのはボーカロイドプロデューサーの椎名もたさんです。彼の音楽は言葉も美しいし、なんというか、もう衝撃を受けました。」
音楽を始めたのは、姉への対抗心から。
大学入学後である2016年から音楽活動を開始したさのめいみ。どのような経緯で音楽に触れ、アーティストとしての活動に至ったのか。
さの「私、姉がいて、姉は本当によくできた人間なんです(笑)。勉強もできるしスポーツもできるし。そんな姉がピアノを習っていて、姉が教室を移るタイミングで、私もやりたい!って言って始めました、保育園の年長くらいだったと思います。比べられることも多かったので、姉に勝てるものを見つけたかったのかな。」
保育園時の時自らピアノを習うと言い始めた彼女だが、実際にはじめてみると、レッスンには気乗りしていなかったそう。
さの「ピアノを習い始めたものの、実は嫌いで全然練習しなかったので、レッスンが毎回憂鬱だったんですよ(笑)。火曜の18時からね、始まっちゃうんです。でもなんだかんだ意地で中学3年まで続けました。」
力強い歌声でありながら伸びのある心地の良い歌声が特徴的だが、歌に関しては高校時代の合唱部での経験が土台になっているようだ。
さの「家族がみんな音楽好きだったので、歌はずっと好きだったんですが、高校で合唱部に入ってからきちんと始めました。その合唱部が県内でも強豪な方だったので、今の基礎みたいな部分はこの高校時代に鍛えられたなと思います。
大学進学を機に上京して、当時邦ロックにハマっていたこともあって、バンドとか組めたらいいなと思って大学では軽音部に入部しました。音楽活動を始めたのは半ば自暴自棄になっていた時期でもあって、『もう自分の好きなことをやろう』と思って大学1年の9月からピアノ弾き語りシンガーソングライターとして活動を始めました。」
大学入学後に始めた音楽活動だが、卒業後もアーティストとして活動することを決めた理由を聞いた。
さの「始めた頃は長く続けるつもりはなかったんです。でも1度ライブに出たら、また次のライブにも呼んでもらって、っていうことが続いて、『次のこれまではきちんと終わらせよう』が続いているうちに、いつの間にか、”音楽を続けるために音楽をやろう”って思うようになっていました。」
ピアノ弾き語りシンガーソングライターとして活動するさのめいみ。さん。
音楽を創るスタイルや、活動を始めた経緯をお聞きしました。
言葉の端々に彼女の思考の深さや、それが音楽に映し出されているのだと感じさせられました!
続く後半では、活動をする中での葛藤や、今後の展望についてお聞きしました!
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