柔らかい雰囲気で何気ない日常を等身大の言葉で歌うsaya.の魅力とは?(後半)
#15 saya.(サヤドット)
インタビュー前半ではsaya.さんの音楽性やそのバックグラウンド、想いを語っていただきました。後半となる今回は、音楽の原体験、活動をする中での葛藤や、今後の展望についてお聞きします。
↓前半の記事
中学生の頃から抱き続けた音楽への想い
2018年より本格的に音楽活動を開始したsaya.だが、社会人として働き始めてからの活動開始だったそう。
小学校の頃、クラスの合唱で歌うことの楽しさを感じてからというもの、音楽をやりたいとは思いつつも、社会人になるまでなんだかんだ音楽をやってこなかったという彼女。
中学入学時は吹奏楽部への入部を希望していたはずが、気づけばバスケ部へ入部し、高校入学時にもバンド結成のため、入学前からメンバーを集めていたはずが皆んなそれぞれ部活に入ってしまい、またもバスケをすることに。
その後地元仙台の旅行関係の専門学校に入学し、就職を機に上京。
ずっと音楽は聴く側だったと語る彼女が、アーティスト活動を開始したキッカケは何だったのか。
saya.「活動を始めようと思ったきっかけは、これといったものはなくて、社会人になって、自分の時間を持つことができたあるふとした瞬間に『やらなきゃ後悔するな』と思って始めました。
高校の文化祭で歌った時に、賞とかはもらえなかったけど自分の歌で泣いてくれている人がいて、『もしかしたら自分も音楽作れたりするのかな〜』とは漠然と思っていたのかな。」
少し遠回りながらも音楽活動をスタートさせた彼女。スタートから3年間で感じた葛藤を聞かせてくれた。
音楽は自分そのものだからこそ感じる不安・葛藤
saya.「アーティストは皆さんそうかもしれないけど、(活動の)最初ってお客さんがいないじゃないですか。
私は音楽って自分自身みたいな存在だなと思っているので、ライブに来てもらえなかったり、お客さんのいない光景を見ると、『ああ自分が信じてる物って自分の中にこんなにもしっかりあるのに、それが間違ってるのかな』って思ったりして、音楽やめたいなって思ったりもしました。
ライブ自体が聴くのもするのも好きなので、聴きにくる場所があるのに選んでくれなかったら悲しくなります。
ライブ以外では、曲作りがうまくいかないと落ち込みます。自分にとってのコミュニケーションなので、なんこんなにうまくいかないんだ、って嫌になるというか。」
それでも音楽を続けている彼女は、やはり彼女が大切にしているものや、いいと思っているものに共感し、共有してくれる人たちの存在があるからだと言う。
saya.「聴いてくれる人の声がめちゃくちゃ支えになっていて、1人でも待っててくれる人がいたり、いいと思っているものを一緒にいいと思っている人がいると、まだ大丈夫だ、って思えます。」
変なイベントに出たい?!saya.らしい今後の展望
今後アーティストとしてどのような活躍をしていきたいか聞いたところ、saya.らしさ溢れる回答が返ってきた。
saya.「わかりやすく、メジャーデビューして、テレビにも出て、っていう思いはないです。もちろん売れたいけれど、それは自分の曲を色んな人に知ってもらいたいっていう想いの結果だなと思っています。なんだろう、『たくさん人がいるところで歌いたい』かな。
あとは変なイベントに出たいです(笑)。なんか自分が楽しそうだなって思えることをやって行けたらいいなって思っています。」
彼女が見据えているビジョンのイメージを詳しく聞くと、彼女の等身大の想いを伝えてくれた。
saya.「本当に自分のために歌っているところは多くて、自分のために歌っているからこそ、私の内側を見せて、こういう1人の人間が生きているんだよって表現できたらなと思っています。私は立派な人間ではないので、聴いている人が『この人もこうやって生きているんなら、自分も前向いて生きて行こう』って思ってくれたらいいなと思っています。」
はじめてのsaya.必聴ソング!
まだsaya.の曲を聴いたことがないという人に向けたオススメの一曲は、最新曲『私生活』だそう。
一番素直に言葉がでてきた曲で、素直でありのままの一曲となっている。
これを聴けばsaya.がどんな人間なのか、わかるはず。
saya.の持つ雰囲気をお伝えしてきましたが、文字では伝わりきれない彼女の音楽の魅力を、是非聴いて味わっていただきたいです!
これからも彼女の等身大の音楽に期待です!
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