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不破湊3Dライブでみるトラッキング考察論

先日不破湊3Dライブ`Shall We Dance?'が配信され、その中で1stミニアルバム`Persona'の発売とライブ`Cheers with you'の開催を発表しました。

そのライブ中に加賀美ハヤトさんと歌った`恋のメガラバ'内で、社築さん・花畑チャイカさん・レオス・ヴィンセントさん・オリバー・エバンスさんの4人がアドリブ満載の盛り上げパフォーマンスを披露していました。

私はそこににじさんじとホロライブにおけるトラッキングへの考え方の違いを感じたのでそれを記していこうと思います。

ホロライブの3Dといえばライブがメインですが、ホロライブリスナーならば推しや他のホロメンがダンスレッスンで忙しかったという類いの話を聞いたことは一度ではないことでしょう。

レッスンの目的はもちろんライブのクオリティの向上も理由の一つですが、それ以上にトラッキングの[抜け]を防ぐのが一番の目的だったのではないかと推測しています。

ブレの多い動きはどうしてもトラッキングが難しくなるものなので、それをできうる限り容易にするためにきっちりとした動作を練習するのでしょう。

またホロライブには現在の新スタジオができるまで自前のスタジオを持っていなかったので、どのスタジオでもクオリティを維持するためにも必要だった一面もあると思います。

そんなホロライブとは対称的ににじさんじは多少の[抜け]は許容してリアルなスピード感を出すことを優先してトラッキングをしていると見受けられます。

その典型例が3D卓球で、まだまだ[抜け]が半分以上あった2020年の10月から初登場しており、現在でもおよそ80~90%ぐらいしかトラッキングできていないのではないでしょうか。(それでもものすごいことなのですが)

`恋のメガラバ'の4人のダンスでも[抜け]がお起きやすいムダの多い動きの連続で、オリジナル曲`Mr,Sweetest'のプロダンサーとの洗練された動きと対称的な印象を受けました。

これが私の感じたにじさんじとホロライブのトラッキングへの考え方の違いになります。

どちらのアプローチが正しいとか優れているということは全くないのでしょうが、私は多少荒くても面白さを優先するにじさんじを推しているのだろうとこの記事を書いてみて改めて認識しました。

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