セレン龍月の解雇は間違っているのか。
にじさんじENからセレン龍月さんの契約解除が発表されました。
海外ではEN運営を叩きまくっているそうですが、残念ながら今回の契約解除は妥当と言わざるを得ません。
なぜなら少なくともセレンさんが最後に行った行為はどの箱でもOUTなものだからです。
実際に行ったことを事実だけ書きぬくと、運営が削除した動画を不特定多数の人にアップロードを促すという正にTVの動画を違法に拡散している人達と同じ行為を行ってしまったのです。
運営を批判している人達からすれば削除する理由がないのにいちゃもんをつけているだけだろうと思っていそうですが、私には削除要請しなければならない理由が100%解る一つの仮説があります。
それは、[実はライバーの肖像権をanycolerは持っていない]のではないかという仮説です。
ホロライブで一番人気の運営発コンテンツに[ホログラ]ことホロライブグラフィティがありますが、にじさんじにもそれを目指した[ちょこさんじ]という3Dアニメ番組がありました。
月に二回程度の更新を目指していましたが、そもそも3Dではない回があるなど苦しい状況にありました。
再生数の少なさが終了の原因といわれていますが、それとともにライバーのスケジュール調整が難しかったのも終了した理由の原因なのではないでしょうか。
ホログラでは主役はともかく共演者が本人ではないことがうかがえる動画が多数見受けられます。
これは肖像権がカバー側にないと決して行えないことです。
また、そうしないと週に一度という高頻度で公開できないのでしょう。
閑話休題 つまりはにじさんじライバーの肖像権はデビュー前・卒業後は絵師さん、活動中はライバー自身にあるのではないでしょうか。
それだから卒業したライバーの肖像の写った動画は絵師さんへの再許諾を行う必要があり、それをセレンさんは怠ったのではないでしょうか。
ならば1年前動画が完成したときすぐに公開しなかったのが悪いのではないかという反論がありそうですが、どうやら歌ってみた動画の一部にはライバーも見落としやすい許諾があるらしく、CoffeeTalkはそれがあるのではないでしょうか。
ただしセレンさんが「なぜこんな許諾が必要なのか」という問いに、運営が要領の得ない返答をしたためこんなにこじれてしまったのだと私は推測しています。
歌ってみた動画を多数公開しているミリーさんはそのあたりを充分理解しているので指摘しやすかったのでしょう。
もしかしたら運営からの嫌がらせはあったのかもしれません。
それでもセレンさんのやったことはパティシエが店内での待遇の悪さから自分の作ったその店の販売中止した商品を無断で販売したようなもので犯罪行為であることは明確です。
にじさんじEN側もセレンさんが謝罪しなかったので契約解除したのは、どうしようもなかったことなのです。
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