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俺流 Debian + KDE desktop インストールメモ

Linux インストールという趣味

結局、インストールが趣味なんだなと認めるしかない。今、Default で使っているディストリビューションは、Fedra Gnome desktopなんだけど少し飽きてきたのだろうと思う。一度のクリックだけでやりたいことにたどり着かないもどかしさとか、そんな理由だと思う。bunsenlabs linux を触ってみて、少し距離をおいていた Debian も再度、インストールしてみた。

手順メモ

  1. debian-12.8.0-amd64-netinst.iso をdebianのサイトからダウンロードして、USBの起動スティックを作成する。

  2. インストール時に日本語は使わず、英語のまま進める。これは単なる好みの問題であり日本語化は後回しにしているが、ここで日本語を選択し、Xをインストールしない場合、再起動後のコンソール画面で日本語表示ができないので文字化けコンソールとなる。

  3. 場所とKeyboardはjapaneseを指定するが、使用言語は、Englishのまま。

  4. root パスワードは設定せず、ubuntuに倣って、user ログインのみとする。ルート機能が必要な場合は、sudo を頭につけて実行する。

  5. ちょっと気をつけなければならないのは、インストール先の媒体で、さすがに一つのドライブに複数のOSをインストールするという酔狂なことはやらなくなったし、仮想コンピューターでもできてしまう事なのだが、俺流は「一つのドライブには、一つのOS」が原則。ということで、今のデスクトップPCには複数のドライブが装着されているので、間違った選択をしないように、そこだけは注意する。媒体を選ぶところは「手動」として、以後は、インストーラーにおまかせする。 余談になるが、もう市場には出回っていないだろう 250GBサイズのSSDが、¥3,000 程度で販売されていたことがあり、私の用途では、このくらいのサイズで十分だし、コスパは良い。

  6. japanese package を選択して、ftpサイトは事前に速度確認済みの早いところを選択する。

  7. 最後にXの環境もインストールできるが、ここでは何も指定せず終了する。Xは、再起動後のインストールとする。

  8. 再起動後のインストールは、sudo apt install sddm

  9. これで、Xとデスクトップ環境までインストールできる。sudo apt install plasma-desktop でも同様かな思って試したが、Xが起動できず、その後に sddm をインストールすることになった。

  10. 再起動すると、Xが起動するので、ログインする。

  11. Zutty というターミナルソフトから、必要なアプリケーションをaptコマンドでインストールする。

  12. konsole, dolphin, ark, kate, vlc, curl, firefox-esr, fcitx5-mozc等

  13. Brave browser は以下のコマンドでインストールできる。このコマンドを使えば、firefox なしの環境が作れる。

curl -fsS https://dl.brave.com/install.sh | sh
  1. morisawa で検索すると BIZ gothic font が見つかるので、これをaptコマンドで、インストールする。

  2. マウスの右クリックを、application launcher にする。このメニューは、インストール直後のマウス右クリックで現れるメニューに設定があり、そこを変えてしまうので、あとからこのマウスの右クリック、左クリックの動作変更メニューにたどりつかなくなる。元に戻したい場合は Alt+D,Alt+S ---> Desktop Settings が表示され、Mouse Actions から設定を元に戻すことができる。

  3. firefox で日本語表示が正しく行えるようフォント設定を行う。

  4. libreoffice は公式サイトから、*.debファイルをダウンロードして、DEBSディレクトリの中で、ターミナルから、dpkg -i *.deb でインストールする。

  5. libreoffice base を使うためにjava関連の足りないファイルをインストールする。sudo apt install openjdk-17-jdk でOKとなる。

  6. libreoffice は、事前にsnap を使えるようにしておけば、snapコマンドからもインストールできる。その場合は新しいバージョンでインストールできる。

Libreoffice のバージョン番号

バージョン番号なのか、ビルド番号の違いなのか、数え方が公式版とsynaptic版やkde版?で異なるのである。 Libreoffice は公式サイトから直接ダウンロードできるので、それを今までもダウンロードして使ってきた。 calcファイルのオープンに暗号設定したファイルが既にあり、これが開かないのは実用上困る。 ということで、こんなややこしいインストール方法になってしまった。

kde + plasma デスクトップ

設定がわかりやすいし、綺麗だなと思う。マウス右クリックをapplication launcher にしたので、bunsenlabs に近い使用感になった。 

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