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⑩お坊さんも呼ばない、家族葬の値段
父の母親は、三次の風土記の丘にある、浄楽寺跡地の、浄楽寺の出なのですが、
生前から、「死んだら終わり」と言っていた人なので、私たちは無宗教のお坊様なしの家族葬を選びました.
友人が教えてくれた葬儀屋さんです。
4ヶ所見学に行き、なかでも「綺麗でいいなあ!」と思ったところは、お値段が高い。
それで、やはり身の丈に合った場所だということで、
#ファミリー葬さくら さん🌸を選んだのです。
あと、
#カード払い
ができることも、大きかったです。
でも、見学した時は、外から見たら地下室に作ったのか?という感じでしたが、実際当日入ってみたら、控室も綺麗で大きく、
大満足!
お布団は自費で、一組4000円かかりますが、歯ブラシなどもちゃんと用意されていて旅館のようです。
他の手頃な家族葬のところは、折り畳みベッドが一つあるだけ。それも、誰が使ったのかわからないようなもので、シーツもありません。
「一人しか泊まらないのですか?」とお聞きしたら、
「最近は、みなさん泊まらず帰られますよ」の返事に唖然!となりました.
お通夜?!何のために?あるのか??
そもそも、最近は、病院で亡くなられたら、即お通夜もなく、焼き場にいかれる、直葬というのもあります。
それって寂しすぎるけど、身寄りのない方は、きっとそちらになるのでしょう。
それと、実際経験してみてわかったのは、
父は広島に住民票があったから、
#火葬の値段は
広島に隣接している
火葬場をもたない町の方や、
住民票のない他府県の人の場合、
五万円以上の費用がかかります。
ビックリ‼️
そして、神奈川県や、柏市など、いま、亡くなる方が多くて火葬場も待たないと焼けない状況のようです。
その場合は、遺体を安置する費用も、
加算されるようです。
父の時は、朝の四時過ぎに亡くなり、
なくなってすぐお電話をしたら、その日は、お通夜がすでに入っていて無理だけど、(こちらは、1日一組しか受けない方針です)
翌日なら大丈夫と言われて、一度電話を切って考えましたが、
他のところに電話が繋がらなかったので、お願いしたのですが.追加のお金も必要ない、良心的なところでした。
6時前には、喪服を着たお二人の方がいらっしゃって、父を綺麗なお布団に包んでくださって連れて帰っていただきました。
私たちは、そのあと、入院していた時の父の荷物などを運び出さないといけないので、悲しみに浸る時間はなくて、
慌ててたくさんの荷物を抱え、
#広島日赤病院の 、タクシー乗り場の椅子で放心していました.
その朝、一度チェックアウトした近くのホテルに電話して、またチェックアウトの時間までそこで休ませてもらえることになり、10時まで休めたのは、とてもありがたかったです。
とにかく、自宅を売ってしまっている私たちには、ほっと休める場所がないのです。
のは、そこが大きなネックになりますね。
お通夜は、気を使わせたくないので、
親戚など(いとことか)にも連絡せず、私と姉の旦那たちと甥ひとりと.父の大切な方と、父の親友のお嬢さんだけ。
あと、わたしの親友は、LINEなどでそれまでの状況とかやりとりしていたので、参加したい!と言ってくれて、二人来てくれました。
一人はとびきりの美人なので、花が咲いたようでした。彼女は、中学の頃から、美人!だということで父のお気に入り!
父も喜んだことでしょう。
花いっぱいの祭壇!
このお花全てが棺の中に入りました.
香りも良くて、みんな大満足.特に、父の大切な人は花が大好きな方なので❤️よかったです。
こちらのファミリーコースは、
映画おくりびと、に出てくるように、
死体を美しく整え、処置して下さるのも含めて、36万円のコース.
その36万円に、お布団や、来てくださった方への簡単な挨拶状とお返し、お通夜でのちょっとしたお料理と、火葬場でのお弁当などをプラスして40万円ちょっとでした。
お料理や飲み物は持ち込みも可能なのですが、私たちは、探す暇もなかったのでこちらで頼みましたが、後で、その料亭が父とご縁が深いお店だったとわかり、驚きました。
やはり、見えないご縁で、引き寄せられ、繋がるのですね。
それを姉の家と半分にして、
20万円ちょっとをカードで払いました。
インドにいる娘は、たまたま巡礼をしていて、インドの大きな聖地にいたのですが、
インドで有名なお寺の一つと言われているお寺で、おじいちゃんのためにプージャをお願いしてくれました。
姉の子どもたちは、生きている間に会いに来ていたので、お葬式は、ライン電話で参加!
(うちも、スペインとインドから、6月に会いに帰ってきていました。その時のおじいちゃんのこぼれるような笑顔は、わたしには、新鮮な驚きでした。
孫に会えるってこんなに嬉しいものなのか?と)
急遽、
おじいちゃんのお葬式ラインが作られて、みんなそこに入って、焼き場まで生中継。撮影は、唯一代表で参加した甥っ子が。
ライン電話で、火葬する前のおじいちゃんにみんな、声をかけていましたが、
なかには「おじいちゃん元気でね!あ、違うか?」というコメントをする孫も。
うちの息子は、お通夜の時、
マドリードからおじいちゃんへの送る言葉をライン電話で読んでくれて、
それをマイクでひろって、会場のみんなで聴きました.
すごく上手で、成長するもんだなあと、感心しました。
(わたしの中では、いつまでも、子どもだと思っていたのです。)
おじいちゃん👴も生前、息子が外務省に入ったことを喜んでいたので、きっと冥土の土産になったと思います。
経験してみて、わかることってありますね。忘れないうちに、と思って書きました。
こんなメモですが、どなたかの、ご参考になれば嬉しいです。