脳を休ませる
滋賀県高島市の住職系行政書士の吉武学です。
Twitterで「パパ頭(@nonnyakonyako)」さんの投稿をよく読んでいます。
教育公務員で、二人の男の子の子育てをされ、育休取得もされました。
そして、それら育児の経験をマンガに書いておられますが、これが親の心理面をコミカルながらも赤裸々に書いていて、頷くことばかりなのです。
3月1日にマンガが取りまとめられて、「パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話」として出版されるので、ぜひ読んでみてください。
さて、Twitterに書かれたマンガの中で、私が好きな話があります。
「脳を守れ!」というタイトルのスレッドになっていますが、奥さんが育児のマルチタスクでわずかな思考すらしんどくなっていることを描いたエピソードです。
子育てしてると、毎日の家事のルーティン、それを妨げる子どもの動き、子どもが学校や園から持ち帰るお便りに書いてある突然の準備物、せめて夜寝ることで休もうと思っても翌日の段取りでいつまでも頭がグルグル。。。
もう脳がキズまみれになって、わずかな会話や質問が苦痛に感じるのです。
家事は、段取りを組んだり、技術さえ上がれば、自分のペースでやっていくことが出来ます。
育児は、子どもが予想外の事ばかりしたり、たたんだばかりの洗濯物を崩して作業をゼロやマイナスにしたり、集中したいのに子どもから話しかけ続けられたり、と、自分のペースで活動することが出来ません。
子どもが学校園に行っている間や、寝ている間に何とか効率よく済ましていこうとすると、段取りのことばかり考えて頭がいつまでも回転し続けています。
回転し続けるハードディスクはどんなに高性能でも壊れやすくなります。
パパ頭さんは、『妻の「したくない」は私の「したい」だ!』と言います。
奥さんの脳が疲れた時に、夫や子どものことを心配することなく休むことが出来る環境を作る、ということをおっしゃっています。
我が家も家事育児ともに夫婦で同じように出来るようにしています。
少しは可愛い可愛い嫁の脳を休ませてあげられいるかな?
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